このページでは、埼玉県内で戦争の歴史を伝え、平和の尊さを学べる貴重な施設を紹介しています。過去を知り、未来へつなぐきっかけになれば幸いです。
原爆の図 丸木美術館

広島出身の画家・丸木位里と丸木俊の夫妻が原爆投下直後の広島の惨状などを描いた15部の連作、「原爆の図」の1部から14部までを常設展示しています。
常設展のほか、年間数回の企画展を実施し、戦争や社会的な主題を扱う芸術家の展覧会を中心に開催しています。展建物の老朽化の全館改修工事のため9月28日をもって長期休館に入り、2027年春にリニューアルオープン予定です。
| [住所]埼玉県東松山市下唐子1401
埼玉ピースミュージアム (埼玉県平和資料館)

戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えるため、戦争に関する貴重な資料を常設展示、企画展示しています。また、戦争体験者証言ビデオや、戦争・平和を題材としたアニメの上映など、平和について学び考える場を提供しています。疑似体験コーナーでは、戦時下の小学生の夏のある1日を、約15分間で体験できます。
| [住所]埼玉県東松山市岩殿241-113
吉見百穴

吉見百穴は古墳時代の後期~終末期(6世紀末~7世紀末)に造られた横穴墓で、1923(大正12)年に国の史跡に指定されました。吉見町を代表する史跡で、現在確認できる横穴の数は219基あり、第二次世界大戦時に軍需工場として掘られた穴も存在します。吉見百穴の横穴墓内には国指定天然記念物のヒカリゴケが自生しています。
| [住所]埼玉県比企郡吉見町大字北吉見324
桶川飛行学校平和祈念館

「桶川飛行学校平和祈念館」は、昭和12年の熊谷陸軍飛行学校桶川分教場開校から桶川飛行学校平和祈念館として開館するまでの歴史や、市指定文化財である建造物群について紹介しています。
館内には、当時の飛行訓練や学校生活を伝える貴重な写真、遺品、資料が展示され、建物全体が残っていた5棟(守衛棟、車庫棟、兵舎棟、便所棟、弾薬庫)は復原整備工事が行われ、2020年8月4日から一般公開されています。
| [住所]埼玉県桶川市大字川田谷2335番地の16
