生活協同組合パルシステム埼玉(本部:埼玉県蕨市、理事長:西内良子)は8月、配送業務限定で勤務地を選択できる「配送職限定制度」を活用した就業者が累計49人となりました。人事異動による勤務地変更をなくすことで、職員のワークライフバランスに貢献します。

離職防ぎ地域見守りも強化
配送職限定制度は、人手不足が深刻化するドライバーの雇用継続を目的に、職員が居住地域から通いやすい勤務地を選択できる制度です。本格導入した2021年度に2人を採用して以降、22年度12人、23年度16人、24年度16人と、採用者数は年々増加しています。25年度も8月現在で3人を採用し、累計49人の雇用を実現するとともに、離職者減にも貢献しています。

離職者の減少は、同じ配送担当職員が同じ地域を見守り続けることにつながり、職員が地域の異変に気付きやすくなります。同一地域を配送する生協宅配を活用した地域見守りのインフラ向上にも貢献しています。

地域限定で働く職員がキャリアアップを希望する場合は、登用制度を活用した総合職への転換も可能です。パルシステム埼玉では、新卒者採用でも配送職と営業職を選択できるなど、職員の希望を優先した雇用形態を構築しています。


パルシステム埼玉はこれからも、地域と利用者に貢献できる職員採用を継続し、誰もが暮らしやすい地域づくりを目指します。

■配送職限定職員による地域見守りの例

配送職限定制度を利用してパルシステム埼玉で働くAさんは、利用者が届けた商品が置きっぱなしになっていることに気付き、2週連続で配送センターを通じて地域の包括支援センターへ連絡しました。
2週目は、配送センターから本人携帯に連絡するもつながらないため、包括支援センターとの相談のうえ警察へ通報しました。警察によると、はしご車で家の中を確認し、体調不良で寝込んでいることが分かったそうです。利用者は、救急車で病院へ搬送されました。