12月19日(金)パルシステム埼玉は、第3回産直連続講座「新発見!産直豚肉とハム・ウインナーの世界」を開催しました。会場のぱる★てらすに15人、オンラインに1人、計16人の組合員が参加しました。講師には、パルシステムの産直豚肉の産地でおなじみの山形コープ豚産直協議会より生産者の土屋武志さん、山形県食肉公社の佐藤和樹さん、㈱パル・ミートの本多香津妃さんをお招きしました。
はじめに㈱パル・ミートの本多さんより、パルシステムの産直豚肉についてのお話がありました。
パルシステムの産直豚の特徴として①できるだけ薬に頼らない飼育を目指し、衛生管理・温度管理の徹底や豚舎の密度を抑えるなど、飼育環境を整えて豚のストレスを軽減することに努めている ②飼料の内容を明確にしている ③産直産地との交流を大切にしている これら3つが挙げられました。参加者はパルシステムの豚肉のおいしさの秘密について、より理解を深めることができました。
また、産直豚肉を使用している新商品の『素材を味わう!あらびきminiポークウインナー(燻製なし)』についての商品説明や、人気定番商品でおなじみの『ポークウインナー』の徳用パックが新しく誕生したという、嬉しい情報も聞くことができました。

続いて山形コープ豚産直協議会の土屋さんより、産直産地「山形コープ豚産直協議会」の成り立ちや取組みについてお話がありました。安全でおいしい豚肉を作るためのこだわりについて解説いただき、参加者は熱心に耳を傾けていました。講演の最後には、普段なかなか見ることができない豚舎の様子を動画で視聴しました。生産者のみなさんが、一頭一頭の状態を日々細かく観察し、愛情を持って接している様子が非常に印象的でした。

イベント後半では、調理室へ部屋を移動して試食交流の時間を設けました。今回は特別に、山形コープ豚産直協議会で生産されたカタロースの豚肉を塩の味付けで焼いて提供しました。その他にも、加工品である『ポークウインナー』、『ロースハム』、新商品の『素材を味わう!あらびきminiポークウインナー』も試食もありました。参加者は学習会を通じて、豚肉やハム・ウインナーのおいしさをより実感できたのではないでしょうか。組合員は土屋さん、佐藤さん、本多さんとの交流を深め、有意義な時間を過ごすことができました。


最後に参加者から本日の産地交流に参加しての感想を聞き、産直講座は終了しました。生産者の方から直接「こだわり」を伺い、その場で「おいしさ」を体感した今回の講座。 単においしいというだけでなく、その背景にある情熱を知ることで、いつもの食卓がより特別なものに感じられる貴重な機会となりました。


【参加者からの感想(アンケートより抜粋)】
*「生産することが消費の始まりであり、消費することが再生産の始まりである」という言葉がとても印象に残りました。私にできることは、作ってくださる方々のことに思いを馳せながらおいしく食べることです。これからも食べていきます。
*本日お話を聞いて、聞く前と比べて生産者様の努力や大変さもよくわかりました。また、安心して口にできることを再確認しました。こちらの商品を選んで食べることによって、協力させていただきたいと思います。以前から食べているものもありますが、新たに注文してみようと思いました。
*パルのお肉はとてもおいしくて食卓にのぼると家族も、今日はパルの肉だね!と分かるほど味が違います。育ち盛りがいる為、毎回購入するのが難しいのが残念です。今回はどのようにして商品が私たちの手元に届くのか、また、直接生産者の方のお話を聞く事ができとても有意義な時間でした。
主催:パルシステム埼玉
