8月22日(土)、ぱる★てらすで「親子で学ぶ防災フェスタ」を開催し、21組51名の組合員とそのご家族が来場しました。
近年、集中豪雨や猛暑など、これまで経験したことのない異常気象が全国各地で発生しています。今回のイベントは「もしも」に備えた防災意識の向上を目的に、親子で楽しみながら防災を学べる企画が行われました。


■調理イベント
料理研究家・防災士の島本美由紀さんを招き、災害時に役立つ湯せん調理を学びました。
ラップやポリ袋を使用した湯せん調理は、少ない水で調理でき、洗い物が減るなど在宅避難の時に役に立ちます。初めに「避難するときに持ち出すもの」など防災に関するクイズを行い、子どもたちにもわかりやすいよう説明いただきました。
続いて「フレンチトースト」と「コールスロー」の調理法について教えていただきました。手を汚さず、手軽においしく仕上がる調理法に参加者たちは驚きの様子でした。



■体験コーナー
「VR災害体験シミュレーター」や「自転車危険予測シミュレーター」など、「もしも」を疑似体験できるコーナーが設置されました。子どもたちが各コーナーで楽しみながら防災の重要性を学び、家族で防災に取り組む必要性を学びました。
他にもLPA(ライフプラン・アドバイザー)による新聞紙や紙でできる防災グッズ作りを行い、自宅で実践できる防災知識を提供しました。
【協力団体】埼玉県危機管理防災部、こくみん共済Coop、共栄火災海上



■試食・販売・展示コーナー
防災に関する商品を取り扱うメーカーが並び、参加者たちは防災食や備蓄用品などについて、担当者の方々と交流しながら学びました。
また、パルシステム埼玉独自商品のブースでは、南三陸町の企業が開発した商品などを紹介し、震災復興支援の取り組みについて伝えました。
【協力団体】大洋香料株式会社、国分首都圏株式会社、株式会社丸藤


最後に来場者のみなさんへ、CO・OP共済の「もしも」の時に備えた制度や商品についてお話しし、日ごろから備える大切さを伝えました。
近年の異常気象に対し、私たちにできることは「知ること」「備えること」「つながること」です。今回のフェスタは、防災意識を高めるきっかけとなり、楽しみながら学べるイベントとなりました。