5月24日(土)~25日(日)、「田植え体験in山形2025」を開催しました。2003年から始まったパルシステム埼玉と庄内産直ネットワーク(※)との農作業体験交流。今年は14組32人の組合員が参加し、庄内の豊かな自然と食文化に触れる2日間となりました。

1日目 田植え体験
大宮駅を出発し、新幹線で新庄駅へ。バスで細谷公民館に到着後、お米の学習会を行い、いよいよ田植え体験へ。参加者のみなさんは初めは慣れない手つきでしたが、生産者の方々の指導のもと、次第に上達していきました。
「もっとたくさん植えたいです!」「黙々と田植えをしていました」という声も聞かれ、みなさん夢中になって取り組まれていました。



田植え後は「田田の宿」にチェックインし、夕方からは生産者の方々との懇親会を開催。和やかな雰囲気の中、交流を深めることができました。


2日目 庄内の文化と食に触れる
2日目は横山倉庫の見学からスタート。倉庫内に高く積まれたお米に、子どもたちは感嘆の声を上げていました。
その後、明治期の庄内地方を代表する近代和風建築であり、国指定重要文化財にも指定されている旧風間家住宅丙申堂を見学しました。また、庄内の伝統工芸「御殿まり」づくりを体験し、庄内の文化に触れる機会となりました。
最後は庄内観光物産館で昼食と買い物を楽しみ、解散式を行いました。


【参加者の声】
参加者アンケートでは、「大変良かった」という回答が多数を占め、特に以下のような感想をいただきました。
・「コメ作りは本当に大変なんだなと思いました。」
・「生産者の方々とたくさんお話ができて実際の現状を伺えたことで、より応援したい気持ちになりました」
・「お米作りに対する思いや大変さを深く知ることができ、今まで以上にご飯をおいしく食べていこうと思います」
・「田植えで泥の中が深かったけど、意外と中は温かかったからおどろいた。懇親会で生産者の人と話して楽しかった。」(お子様)
・「たのしかったです!!だけど、ドボンしちゃいました」(お子様)
また参加者からは生産者のみなさんへ、たくさんの感謝のメッセージが寄せられました。
・「いつも安心安全な作物を作っていただきありがとうございます。自然環境で、色々な変化がある中で、試行錯誤されながら、おいしいものを提供いただき、ありがとうございます」
・「気候が安定しない環境のなか、おいしいつや姫、雪若丸、はえぬき、だだちゃ豆などなど作っていただきありがとうございます!」
・「生産者のご苦労を感じました。今後さらにお米を大切に感じながら食したいと思います。」
・「お米の大切さをすごくよくしれました。これからもお米はひとつぶものこしてはいけないを大切に、おいしくいただこうとおもいました。おっ米パワーーー!」(お子様)
・「これからこめつぶ一つでものこしません。こめがこんなにだいじだとわかりました。いつもこんなにたいへんなことをしていてすごいです。これからもがんばってください。また行きたいです。」(お子様)
参加者のみなさんには庄内の豊かな自然、生産者の皆さんの思いや苦労、そして「食」の大切さを感じていただけた田植え体験となりました。
(※)庄内産直ネットワーク
パルシステムグループとの産直事業を発展させ、有機米の生産拡大と組合員との交流活動に取り組むため、2003年3月1日に農事組合法人庄内協同ファームと庄内たがわ農業協同組合により設立。