産直講座「とこトンこだわる!パルの産直豚肉を知ろう」を開催
2024.12.24
11月29日(金)「とこトンこだわる!パルの産直豚肉を知ろう」を開催し、ぱる★てらすに10人、オンラインで4人の組合員が参加しました。
講師には、千葉県の4生産者からなる「首都圏とんトン協議会」の一員「OGAWAfarm」の農場長である安田盛男さん、東総食肉センター株式会社の佐藤清志さん、株式会社サンコーポーク・プロダクト・プランニングの川岸保貴さん、株式会社パル・ミートの松岡陽佳さん、本多香津妃さんをお迎えしました。
はじめに、佐藤さんによる産直豚カタロースのカット実演がありました。参加者はそのなめらかな包丁さばきを目の当たりにし、歓声が上がりました。佐藤さんがカットした豚肉はこの後調理され、後半の試食交流で提供されます。
その後、パル・ミートの本多さんから「パルシステムの産直豚肉」についてお話がありました。
特徴としては、①できるだけ薬に頼らない豚を育てる②飼料の内容をすべて明らかにするということが挙げられます。生産から加工されて食卓に届くまでの流れを説明していただきました。
川岸さんからは、首都圏とんトン協議会の成り立ちについて、佐藤さんからは食肉加工の流れをわかりやすく説明していただきました。
最後にOGAWAfarm農場長の安田さんより、豚舎内の映像とともに産地について解説いただきました。豚舎ではゆとりのある空間での飼育を実践しています。豚にとってストレスとなる移動回数を減らしたり、温度調節や換気に気を配るなど様々な工夫が施されていました。
後半はいよいよ試食交流の時間です。前半で佐藤さんがカットした豚肉は焼いて、塩・こしょうの味付け。また、食育サポーターによる「新玉ねぎのジャポネソースポークソテー」や、豚バラ肉の茹でたものの試食もありました。今回はすべて、首都圏とんトン協議会の産地指定の豚肉を特別にご用意いただきました。参加者は学習会を経て、豚肉を味わうとよりいっそうおいしさの理由が実感できたのではないでしょうか。
最後に参加者全員で集合写真を撮って終了。生産者とたくさん交流ができ、参加者にとっても実りある産直講座となりました。
■参加者の感想(アンケートより抜粋)
・畜産について知る機会が今までなかったため大変勉強になりました。生産〜販売について色々と教えていただいた事で、今度から料理や食材選択が楽しくなりそうです。
・丁寧に豚を育てていらして“大切な命”をいただいているということを再認識しました。私達が食べている豚肉を育てる大変さや流通の衛生面等への配慮が分かりました。
・畜産は現地見学が難しいので、学習会兼交流が大切だと思います。お忙しい中、足を運んでいただきありがとうございました。いつか、産直豚を余す事なく全ての部位をパルシステムで食べる事ができたらうれしいです。