産直講座「梨のお話!知ってほしい!うもれ木の会!」を開催
2024.12.12
12月6日(金)、「梨のお話!知ってほしい!うもれ木の会!」と題して、福島県福島市にあるパルシステムの産直産地・うもれ木の会の産直講座を開催しました。ぱる★てらすに13人、オンラインで3人の組合員が参加しました。
講師にはうもれ木の会から、有限会社三扇商事取締役副社長の佐藤恭輔さん、販売・経理の鈴木仁美さん、そして生産者の遠藤達寿さんにお越しいただきました。
うもれ木の会がある福島市の萱場地区は水はけが良い土質であり、そこで栽培される果物は適度に水分が抑えられ、味が凝縮されているそうです。栽培している木の中には樹齢百年以上の梨の樹もあるとのことでした。
佐藤さんからは、エコ・チャレンジ基準の梨を栽培するための多くの作業を教えていただくだけなく、現在産地で起きている課題についてもお話しいただきました。
遠藤さんからは、梨農家の1年のスケジュールや梨の品種の特徴などの説明をいただきました。
参加者は、晩生品種の「王秋」を試食。初めて食べる方が多く、おいしいと感想が多く聞かれました。「王秋」は保存に気を付ければ2月ごろまでもつということで、驚きの声が上がりました。うもれ木の会の梨(王秋)はオンライン限定で販売となり、多くの組合員に買い支えていただくことで、将来的に紙面での販売も可能になるとのことでした。
産地の努力や苦労でおいしく安全な梨が組合員の手元に届いていることを知った参加者は、感謝の気持ちを伝え、学習会は終了となりました。
■参加者の感想(アンケートより抜粋)
・「梨」については全国各地に名産地があり、日本の土地、気候に合ったつくりやすい果物の一つなんだろうなとイメージしていました。しかし今日の講座を聞いて具体的なご苦労が理解できました。試食の王秋、とてもおいしく感動しました。ごちそうさまでした。
・3月まで福島市に住んでいて埼玉に引っ越してきて改めて福島の果物の良さがわかりました!虫被害や異常気象など大変だと思いますが応援しています!!
・美味しい梨ありがとうございました。さわやかな甘みと適度な酸みがあり、本当に美味しい梨でした。エコで作る梨の大変さを知る事ができ改めて、うもれ木の会の皆さまの心意気に感謝です。来年の梨を楽しみにしております。また、交流もよろしくお願い致します。