「公開確認会 基礎学習会」を開催

2024.10.21

 10月18日(金)、ぱる★てらすとオンラインで「公開確認会 基礎学習会」を開催しました。
 講師にはパルシステム連合会より田村さん、今泉さん、生産情報公表JASの登録認定機関・有限会社リーファースより水野さんをお迎えしました。
 基礎学習会は、公開確認会の場で産地の取り組みをしっかりと確認(監査)するために、必要な知識や心構えなどの基礎を学ぶことを目的に行なっています。


 初めて参加する組合員も多い中、初めに「公開確認会の仕組み」について、田村さんよりお話いただきました。公開確認会の目的や歴史、監査人としてどのような視点で監査をするべきなのか、また開催をきっかけとした産地や地域の変化など、事例を挙げながら説明されました。
 次に、水野さんより、「消費者による監査」として監査のポイントと役割のお話をしていただきました。
 監査人としての役割として、「生産者の取り組みについて、よく話を聞く」などの点について、実際に産地へ赴いた際に聞いて・見て確認したいポイントの例を挙げつつ、「わからないこと、気になったことは恥ずかしいと思わず、何でも生産者に質問してみましょう。そのとき感動した点や気になった点はメモをし、笑顔で伝えましょう」と水野さんの言葉に、初めて参加した組合員は緊張がほぐれた様子でした。


 さらに、パルシステムの産直と監査項目に沿った帳票類の説明を受けた後、ぱる★てらす会場とオンラインのグループに分かれて、質疑応答が行われました。オンラインで参加した組合員から「以前、交流会でなごやかに過ごした産地の生産者に対して、シビアな目で見るべきなのでしょうか?」との質問がありました。今泉さんは「生産者と産地を『信頼している』からこそ確認をするという気持ちで、生産者からいろいろなお話を聞いてください」とアドバイスをされました。

 次の事前学習会では、今回公開確認会を実施する有限会社沃土会から生産者が参加します。「今回の基礎学習会で学んだことを振り返り、事前学習会の場で直接生産者に質問をして、さらに理解を深めてもらえたら嬉しいです」と水野さんの言葉で学習会は締めくくられました。

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