産直講座「やさか共同農場の思いを知り交流しよう!」を開催
2024.9.23
9月20日(金)「やさか共同農場の思いを知り交流しよう!」と題して、島根県浜田市にあるパルシステムの産直産地・有限会社やさと共同農場の産直講座を開催しました。ぱる★てらす会場で11人、オンラインで20人の組合員が参加しました。
講師にはやさか共同農場代表取締役の佐藤大輔さんと農業生産チーム責任者の竹岡篤志さんにお越しいただきました。
やさか共同農場のある島根県浜田市弥栄町は平地の少ない山あいの町。いまだに信号機も設置されていない自然豊かな場所で、町の北側にある弥畝山のふもとで、土や水にこだわって有機野菜、有機加工食品などを作っています。パルシステムでは『有機小松菜』や『有機ほうれん草』、加工品では『有機鷹の爪』、『やさかの有機塩こうじ』、『島根県産ポップコーンの素』などを取り扱っています。(※)
※やさか共同農場の産地表記は“西日本有機農業協同組合”。産地名の下に生産者名として“やさか共同農場”の名前を並記。鷹の爪は“やさか共同農場”表記。
佐藤さんからは、「有機農業運動は、生産者、消費者、販売者の三方よしの関係が大事。皆さんが食べてくれるから私たちも安心して作れる。食べ物と人とのつながりを、私たちに関わっている人達から食べてもらっている人達まで広げていくこと、交流を大事にしている。」と有機農業に取り組む思い、また今後目指していることをお話いただきました。
竹岡さんからは産地のようすを写真で紹介いただきながら、普段の生産のようすや、研修生の受け入れ、小学生との交流などをお話がありました。
学習会のあとは試食交流会です。メニューは『やさかの有機塩こうじ』『有機鷹の爪』『有機小松菜』を使った小松菜の塩こうじ漬けと、『島根県産ポップコーンの素』を使ったポップコーン。佐藤さん、竹岡さんが商品や作り方のポイントなどの説明と一緒に、調理いただきました。試食しながらの交流会では、学習会で聞けなかったお話やより深いお話を聞くこともでき、参加者の皆さん、生産者のお二人ともに笑顔が多くみられました。短い時間でしたが、充実した学習会となりました。
■参加者の感想(アンケートより抜粋)
・とても生産者の団体として興味を持ちました。西日本有機という名前でカタログに表記されていることも、今回の講座によって知ることができました。これからは、注目していきます!もっと近くでしたら、すぐに見学に行きたいくらいです。
・循環型農業がとても興味深かったです。日本にもっとこの農業が広まったらいいと思いました。お話を聞いていて、有機農業は三位一体だなと思いました。なので、有機野菜をこれからも美味しくありがたく頂きたいと思います。
・とても貴重なお話しをありがとうございました。試食のポップコーンと小松菜の塩麹漬けとても美味しかったです。日持ちのするポップコーンの素や塩麹は家族や友だちに手土産として持っていきたいと思います。