「大豆トラスト運動 第2回草取り体験」を開催
2024.09.17
9月7日(土)、大豆トラスト運動の第2回草取り体験を開催しました。
今回は5組9人の組合員に加え、2024年度新入協職員5人が参加しました。
9月に入り気温も少しは低くなるかと思われましたが、作業開始時にはすでに31℃に達していました。
7月草取りを行ったときは20~30センチだった大豆は60~70センチほどに成長し、葉の色も心なしか緑が濃くなっているようでした。雑草も元気に成長していましたが・・・
昨年の草取りでとても苦労したつる性の雑草(マルバルコウソウ)はかなり減っており、イネ科の雑草(メヒシバ・オヒシバ)を中心に丁寧に手で抜いていきました。
休憩時には株式会社ヤマキの逸見さんがご用意くださった神泉水で水分を補給し、1時間ほど皆で集中して作業しました。
南側半分は手を付けられませんでしたが、北側半分はきれいに草取りできました。
圃場を管理してくださっている神川農業グループの石井さんは「耕作放棄地で大豆トラスト運動を始めて何年も雑草がたくさん生えて、草取りに苦労していますが、皆さんが毎年草取りをしてくださるおかげで年々雑草が減ってきています」とおっしゃっていました。
また、今くらいの時期までは土の栄養で成長し、これからは根にできた根粒に住み着いている有用な菌が空気中の窒素を取り込んで成長していくともおっしゃっていました。
今回参加いただいた皆さんには、石井さんが栽培した埼玉県の在来品種、神の子大豆をお持ち帰りいただきました。
今年の収穫体験は11月16日を予定しています。2回にわたる草取りで実り豊かな秋を迎えられそうです。
※大豆トラスト運動は、組合員が一定の区画にお金を出して国産大豆を作り、耕作放棄地をよみがえらせるための運動です。パルシステム埼玉は児玉郡神川町で大豆トラスト運動をスタートさせ、神川農業グループと株式会社ヤマキの協力を得ながら毎年大豆作りを行なっています。