2023年度助成団体「チアアップ彩たま」中間視察報告

2024.8.28

 チアアップ彩たまは、2023年4月に大学生が中心となって結社し、社会福祉法人川越市社会福祉協議会、社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会と協力関係にあります。川越市内の小学中学年〜高校生に対して、ボランティアと生徒1対1ないし1対2の少人数対少人数の学習支援・居場所支援を行っています。現在毎週土曜日にウェスタ川越にて18002000に教室を開催、春・夏・冬休みは、埼玉縣信用金庫川越支店で講習会を開いています。(無償でお貸しくださっているそうです。)

 2024年度夏期講習会は、8/572123の6日間開催。最終日の23日にお伺いしました。その日の参加者は17名。訪れた時ちょうど休憩時間で、子ども達はお菓子を食べながら楽しそうに歓談していました。その後後半の開始。少人数体制なので、子ども達はそれぞれ担当のボランティアの方と向き合い、自分のペースで勉強したり、話をしたりしながら、終始和やかな雰囲気で講習会が進みました。終了後、副代表の加藤さんから挨拶があり解散。スタッフ、ボランティアが声をかけ、お菓子を手渡されて見送られながら子ども達は帰っていきました。

 その後講習会の振り返りが行われました。2グループに分かれ、スタッフとボランティアで一人一人が子ども達の学習の状況や話したこと、様子などを丁寧に報告し合い共有していました。

 副代表の加藤さんから、昨年から続けて通ってくれる子もいること、勉強だけでなく、子ども達はここでいろいろ話もできること、必要に応じてご家庭支援のため他団体に繋げることもあること、保護者から「今日はとても楽しそうでした。」など感謝の言葉をいただくと、胸が熱くなり、やりがいを感じること、川越市社会福祉協議会と連携していることで、子ども食堂との橋渡しをしていただき、コラボして講習会の際にお弁当を配布したり、埼玉縣信用金庫を紹介していただいたり、いろいろ助けていただいていますなど、様々なお話をお伺いしました。

 若い力が中心に、子ども達の学習と居場所作り支援を行っていること、社会福祉協議会と連携していることで、活動の幅を広げていること、とても素晴らしい取り組みと思いました。代表の浦松さんから「教室をさらに広げていくことを考えています。」とのお話もありました。8月のNHKニュースでこちらの活動が紹介されました。今後も期待し応援していきたいと思います。



*こちらの中間視察報告は、市民活動支援金運営委員の組合員が視察をした感想をもとに掲載しています。

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