産直講座「あなたは知ってる?平飼いたまごのこだわり」を開催
2024.7.26
7月19日(金)「あなたは知ってる?平飼いたまごのこだわり」と題して、パルシステムの鶏卵の産地・千葉県旭市の株式会社アグリイノベーションズカンパニー(旧旭愛農生産組合)の産直講座を開催しました。ぱる★てらす会場で15人、オンラインで8人の組合員が参加しました。
講師には、香取加藤農場の加藤豊さんと業務部の野村倫太郎さんにお越しいただきました。


加藤さんは「『鶏の良いように』をモットーに、厳選した自家配合飼料を与え、太陽の光・季節の風を感じられる平飼い飼育にこだわっている」「平飼いはケージ式と比べると生産性は格段に落ちますが、何より鶏の健康と環境を最優先に飼育している」と鶏舎の動画を交えながら話しました。


また、野村さんからは家庭でのたまごの保管方法を教えていただきました。温度変化が少ない場所で振動を与えないように保管するのがよいとのことでした。
たまごを置けるようになっている冷蔵庫のドアポケットがありますが、開閉のたびに温度が変化し、振動も与えてしまうので、パルシステムの産直たまごをお届けしている紙のパックに入れたまま冷蔵庫の棚に保管する方が、おいしさが長持ちするとおっしゃっていました。
試食交流会では、『コア・フード平飼いたまご』と『コア・フード国産飼料で未来へつなぐ平飼いたまご』を使って、3人の食育サポーター(※)に温泉たまごとカスタードクリームを調理いただき、みんなでおいしくいただきながら楽しく交流しました。
交流会では、加藤さん・野村さんをそれぞれ中心に自然と参加者の輪ができ、たまごの話に花が咲いていました。


《参加者の感想(アンケートより抜粋)》
・本日は素敵なお話しをありがとうございました。加藤さんのお話から、鶏への深い愛情がすごく伝わってきました。鶏たちが加藤さんが鶏舎に入ると寄ってくると言ってた光景が目に浮かび、とても微笑ましかったです。愛情たっぷり与えられて過ごしている鶏の卵はとってもおいしいだろうなと思い、早く注文したくなりました。
・大変な思いをしながら平飼いをして経営されているんだなあということがわかりました。参加してよかったです。これからもがんばってください。とてもおいしいたまごでした。
・熱意をもって取り組んでいただいてありがとうございます。国産の飼料で育ったたまごをこれからも食べて応援していきたいです。
・手間暇をおしまず、こだわりの卵を作ることは本当に大変なことだと思いますが、継続的な消費をすることで生産者様へ応援したく、これを機に平飼い卵を注文したいと思います。
※ 食育サポーター
地区会やテーマグループ等が主催する、料理教室や各種学習会で講師として活動しています。
パルシステム埼玉の「食育」の定義や「食育」のすすめに沿った食を提案し、食育活動を推進する組合員です。