「ぎゅっと丸ごと!無茶々園!」を開催

 パルシステム埼玉は、2月29日(木)に第5回産直連続講座「ぎゅっと丸ごと!無茶々園」を開催しました。会場のぱる★てらすに19名、オンラインに29名、計48名の組合員が参加しました。

 パルシステムのみかんの産直産地でおなじみ、㈱地域法人無茶々園。代表の大津清次さんをお迎えし、産地交流イベントを開催しました。

 会場の受付には、無茶々園の柑橘商品がずらりと並んでおり、その光景は圧巻!伊予柑、甘夏、ブラッドオレンジ、ポンカン、レモンなど・・・ 参加者は、無茶々園にはこんなにもたくさんの種類の柑橘があるんだ、とわくわくしながらイベントの開始を今か今かと待ちます。

 いよいよ、イベントの開始です。

はじめに大津さんより、無茶々園の産地についてご講演いただきました。

 無茶々園は愛媛県西予市にあるパルシステムの産直産地です。みかんの有機栽培の取り組みや、ちりめんじゃこなどの海産物や真珠などの生産・販売も行っています。山と海がつながる地域ならではの環境保全型の取り組みについてお話いただきました。また、数年前からは福祉事業も展開しているそうです。「自立した地域づくり」を大切にしている無茶々園の取り組みについて、理解を深めることができました。

 2030年に向けての展望についてもお話いただきました。地域との連携で新たな柑橘加工施設の運営、エネルギー自給、ベトナムとの海外事業など、常に新しいことにチャレンジしていく無茶々園の姿に、多くの組合員は感銘を受けていた様子でした。

 イベントの後半には、無茶々園にまつわるクイズコーナーを行いました。会場とオンラインの全員参加で盛り上がりました!意外と難易度の高い問題もあり、頭を悩ませる参加者も多くいました。上位正解者には、無茶々園にまつわる商品のセットをプレゼントしました

 最後に質疑応答の時間を設け、参加者は大津さんと交流しながら有意義な時間を過ごすことができました。今回は現地参加者へ、5種類の柑橘の食べ比べ、不知火・温州みかんジュースの試飲を行いました。オンライン参加者へは事前に柑橘を発送し、より身近に無茶々園を感じてもらうことができたのではないかと思います。

《参加者からの感想(アンケートより抜粋)》

・様々な品種の柑橘を食べ比べる機会をいただきありがとうございました。それぞれ違ったおいしさがあり、改めて感動しました。

・どうやって農作物を売り出すかということだけでなく環境、地域の在り方まで含めた理念に感服しました。ただ安いから見た目がいいから購入するのではなく、そういった取り組みを応援するという形で商品を選ぶことも必要だと感じました。

・これまでいろいろご苦労もあったかと思いますが、これから目指すものについての取り組みについて、とても素晴らしく感動しました。微力ですが私なりにどうしたら応援できるか、考えてみたいと思います。まずは無茶々園の柑橘類を積極的に食べたいと思います。

この他にもたくさんの好評のお声をいただきました。大津さんの無茶々園に対する熱い想いが多くの組合員に伝わった産直講座となりました。

2023年度のパルシステム埼玉での産直連続講座は今回で最後となりました。

来年度も産地交流の講座を予定しておりますので、組合員の皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

〈参考〉多様な力が作る「自給できる地域」~無茶々園~「地域づくり基金」助成報告

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