第 22回書損じハガキ回収緊急キャンペーン報告会を開催
1月15日(月)オンラインで、第 22回書損じハガキ回収 緊急キャンペーンの報告会を開催し、寄せられたハガキなどの総数や換金額、支援の取り組みが報告されました。
■あたたかな支援に感謝を
パルシステム埼玉は、特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールドが取り組む「書損じハガキ回収キャンペーン」に賛同し、組合員の家庭で眠っているハガキや切手、商品券などの回収を呼びかけています。10月に呼びかけたキャンペーンでは多くの方にご協力いただき、2,169,051円の換金額となりました。集められた財源は飢餓に苦しむ国の人々の「食」を守り、自立に向けた支援に役立たれます。
■自立のための支援
ハンガー・フリー・ワールドは、日本、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダで活動しています。現地の人々が自らの手で栄養ある食べ物を持続して得られるよう、地域の生活全般の向上を支援しています。
ただ食料を支援するのではなく、栄養改善につながる生活改善や収入創出などに尽力しています。また、各国の政府や自治体と協調し、法整備など“しくみ”をつくることで最終的な自立につなげます。
こうした長期的な支援が実を結び、ブレキナファソのクブリ郡では、16年の歳月を経て地域による自主運営が行えるまでになりました。
世界では経済の低迷、気候変動、紛争など、飢餓がなくならない背景は様々です。こうした現状に対し、書損じハガキキャンペーンは現金ではなくとも、誰かの役に立てる支援の形です。ハンガー・フリー・ワールドの担当者より、あらためて感謝の気持ちが述べられました。