2022年度助成団体「在日クルド人と共に」 中間視察報告
12月17日(日)、「在日クルド人と共に」を視察しました。
毎週日曜日の9時半から12時まで2部制(前半9時半からは女性とその家族、後半11時からは男性のみ対象)で日本語教室を開催しています。利用人数は1回に16名程でトルコ人やクルド人の方が利用されています。運営スタッフと1回に25名程のボランティアの方が毎週対応していて、ボランティアの方は埼玉以外に住む方も多く、口コミで集まってくるそうです。スタッフとの連絡方法はいずれもfacebookかLINEのみ。現在の事務所は今年の8月に内装をリフォームし開所しました。当組合からの市民活動支援金は家賃として活用頂いています。
この教室は日本語習得だけでなく交流や相談の場ともなっていて、日本語を本格的に習うきっかけ作りの場としているとの事です。ボランティアの方もクルド語を習うこともあり、文化交流の場にもなっています。ボランティアの方の年齢層は幅広く学生から高齢の方までいらっしゃいます。利用する側も子どもから大人まで様々で、とても楽しそうにお話されているのが印象的でした。多文化共生社会の実現に向けて、意義のある活動をこれからも長く続けて頂きたいと感じる視察となりました。
*こちらの中間視察報告は、市民活動支援金運営委員の組合員が視察をした感想をもとに掲載しています。