2022年度助成団体「NPO法人フードバンク埼玉」中間視察報告
10月19日(木)、市民活動支援金助成団体「NPO法人フードバンク埼玉」のフードドライブ食品仕分け作業に参加してきました。場所はさいたま市役所のお隣り、ときわ会館です。
フードバンク埼玉は2017年設立、生活困窮者や子ども食堂、子育て応援フードパントリーなどを通して毎月5,000人に食品を届けています。企業からの寄付に加えて、フードドライブ形式で寄付された食品を取り扱っています。パルシステム埼玉からの寄付は、大手スーパーに続き3番目に多いそうですよ!昨年は全体で108トンの食品を集め、92トンを活動諸団体に提供しています。
取り扱い食品量は年々増え、多くの人を支えている反面、保管や運送にかかる経費もアップしています。活動を維持するためには運営資金が欠かせません。またボランティアの協力も必要です。
あすーるポケットに時々案内が載る「食品仕分ボランティア」、気になっていたものの参加するのは初めてです。この日は大手スーパーのフードドライブボックスから回収された食品が届いていました。パルシステム埼玉からのボランティアも含め、10名ほどで作業を進めます。雑多なものが詰め込まれたダンボールを開封し、主食、副食、お菓子、など種類ごとに数を記録しながら分けていきます。賞味期限を確認して保管場所へ。ボランティアはこの一次仕分けを行い、この後、職員の方が必要な人のもとへ必要なものが届くよう最終的な仕分けをなさいます。やりがいはありますが、一人二人では面倒で終わりの見えないような作業です。ボランティアの必要性を強く感じました。
団体では、埼玉県に多く住んでおられる外国籍住民への支援も充実させたいそうです。より多くの運営資金とボランティアの協力が必要だと感じました。