「大豆トラスト運動 第2回草取り体験」を開催
9月2日(土)、大豆トラスト運動の第2回草取り体験を開催しました。今回は4組5名が参加してくださいました。
第1回草取り体験の7月29日は膝下くらいの高さでしたが、約1ヶ月で腰くらいまで大豆は成長していました。
さて、草取りです。
開始時点で気温はすでに30度を超え、今回も猛暑の中での草取り体験となりました。前回草取りした圃場の南側半分は雑草があまり生えておらず、人の手を使った草取りの効果がはっきりとわかりました。一方で前回手を付けられなかった北側の圃場は、圃場を管理してくださっている神川農業グループの石井さんが機械で草刈りをしてくださったとのことですが、つる草やイネ科の雑草がたくさん生えています。
つる草は根元から、イネ科の雑草などは目立つところを抜くように指導をいただいて草取り開始です。前回よりかなり少ない人数でこの雑草を全部取りきるのはムリだろうと心が折れかかっていましたが、参加された組合員のみなさんは黙々と草取りに汗を流され、職員もがんばって草取りしました。
今回も株式会社ヤマキの逸見さんがご提供くださった冷たい神泉水で適宜休憩をとりながら、今回は約1時間30分、一生懸命草取りをしました。
鹿や猪の食害を防ぐため圃場周辺には電気柵を巡らせていますが、一部に鹿による食害が見受けられました。
今年度の大豆トラスト運動圃場では、埼玉県の奨励品種である「里のほほえみ」を作付けしています。茎が太いため倒伏しにくく、病気にも強い品種です。
石井さんは「鞘ができてきており、このまま順調に生育が進めばある程度の収穫が見込めそう」とおっしゃっていました。
大豆が健やかに育ち、10月28日の収穫体験を無事迎えられることを祈っています。
※大豆トラスト運動は、組合員が一定の区画にお金を出して国産大豆を作り、耕作放棄地をよみがえらせるための運動です。パルシステム埼玉は児玉郡神川町で大豆トラスト運動をスタートさせ、毎年神川農業グループと株式会社ヤマキの協力を得ながら有機栽培で大豆作りを行なっています。