「親子で体験!チーズを牛乳から作ってみよう」を開催
パルシステム埼玉は、8月25日(金)にぱる★てらすで「親子で体験!チーズを牛乳から作ってみよう」を開催しました。
講師には、NPO法人食育研究会Mog Mogより代表の松成さん、チーズマイスターの松浦さんのお二方をお迎えして、酪農現場の今を知りつつ、牛乳からチーズを作る調理体験を行ないました。
早速「フレッシュチーズ」作りから始めました。牛乳を鍋で温めて、小さな泡が出てきたらゆっくりとかき混ぜ、そこにお酢を少量混ぜると……なんと、雲のようなふわふわなチーズが浮かんできました!これには子どもたちも、保護者の方々もびっくりです。各テーブルでフレッシュチーズ作りを体験しますが、「どのくらいまで温めたら大丈夫?」「まだチーズにならないかな?」とコンロや鍋の様子をじっくりと眺める子どもたち。鍋でできたチーズは水分を絞ってから冷蔵庫で冷やして置いておきます。
冷蔵庫で冷やしたフレッシュチーズは、そのまま食べてもおいしいのですが、塩や醤油だけでなく、なんとジャムや黒蜜をつけるとさらにおいしく、パンに塗って食べてもおすすめです。子どもたちはお好みの調味料で作ったチーズをもりもりと試食していました。
次にスライスチーズを使って、「洋風カップ寿司」を作りました。ツナとゴマを混ぜた酢飯に、スクランブルエッグやキュウリ、ブロッコリー、魚肉ソーセージなどをお好みでカップに盛り付け、最後に型抜きをしたチーズでデコレーションしたら完成!どんなふうに盛り付けようかと考えながら作る子どもたちの顔は真剣でした。
参加者がチーズ料理を食べている間、パルシステム埼玉の職員よりチーズ作りに使った『こんせん牛乳72』の紹介と酪農家の抱える問題について、松成さんからはさまざまな食から得られる「体に必要な栄養バランス」についてお話を聞きました。また、子どもたちからは、チーズに関する素朴な疑問を松浦さんに積極的に質問をしました。
夏休み最後の思い出としてチーズ作り体験をしに参加した方や、自由研究の参考に来たお子さんなど、さまざまな参加者が見えましたが、チーズのことだけでなく、牛乳の現状などについても学び、自分たちの生活に当たり前にある牛乳と食に感謝を忘れない気持ちを抱くきっかけとなった調理企画となりました。