「森林体験バスツアー」を開催

8月19日(土)、神川町や認定NPO法人JUON NETWORK、ヤマキ醸造株式会社と連携し、森林体験バスツアーを開催しました。当日は3組7人の親子が参加しました。

今回森林体験を行った神川町「100年の森」は渓流に囲まれ、森林レクリエーションや森林教育などに活用されています。神川町が「100年後の未来への遺産」と位置づけ保全しており、今回指導員とともに間伐体験を行いました。

間伐とは、森林の成長に応じて樹木の一部を伐採し、過密となった林内密度を調整する作業です。間伐を行うことで、光が地表に届くようになり、幹や根が太く成長します。また下層植生が繁茂することで風害や山地災害に強くなるため、間伐は大変重要な作業となります。

こうした間伐の目的を学びながら、いよいよ伐採開始です。
木を倒したい方向に「受け口」を作り、その反対側を切って「追い口」を作って倒します。みんなで交替しながらのこぎりを引いて、やっと1本倒しました!

何本か間伐したら、今度は切った木でコースターづくり。まだまだ切る作業は終わりません。
のこぎりの使い方も上手になり、立派なコースターができました。

ほかにも使った道具のお手入れも学んだり、森林散策を通して自然環境を学び、無事に森林体験ツアーは終了しました。

参加者からは、「日頃身近に行うことの出来ない作業、行く機会や縁があまりなかった施設へ足を運ぶ事が出来たのはとても良い体験となりました」「木を切るのは初めてだったので、おもしろかったです。ノコギリがけっこう疲れました」といった声をいただきました。

パルシステム埼玉はこれからも、県内諸団体とのつながりを大切にし、自然豊かな地域づくりをめざしていきます。

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