産直連続講座「JAつくば市谷田部産直部会編」を開催

 2月10日(金) ぱる★てらすで、第4回目の産直連続講座「JAつくば市谷田部産直部会編」を開催し、講師に生産者の小川保さん、大木貴博さん、飯泉一茂さんをお招きしました。

                                            

 初めにJAつくば市谷田部の概況、取り扱い農産物の年間スケジュール、野菜作りのこだわりと責任、土作り、農薬削減への取り組みをお話しいただきました。

 JAつくば市谷田部は茨城県南部に位置し、東京から約50㎞の距離があります。気候は夏は暑く、冬は「筑波おろし」という季節風が吹き寒冷な地域です。つくば研究学園都市、科学万博開発などにより農地が年々減少し、都市化が進行しているとのことです。

 続けて本講座のテーマである谷田部の原木しいたけの特徴をお話しいただきました。

 原木しいたけの生産には、多くの手間と時間がかかるため生産量は減少し続けています。しかし「うまみが濃く香りも格別。原木しいたけこそみなさんに届ける価値があるもの」と栽培を続けています。しかし生産量減少と併せて原木の入手が難しいという状況が拡大しています。今後も豊かな里山を取り戻すため原木栽培を続けていくとのことです。

 お話しの後、5階調理室に移動し、「原木しいたけの素焼き」とJA谷田部監修メニュー「きのこと長芋とベーコンのスープ」を試食しました。その間、JAつくば市谷田部の産地紹介とパルシステム茨城栃木で開催している「きのこの学校」企画をDVDで紹介しました。

                              

 参加された組合員からは「パルシステムの野菜は毎回注文するくらい好きで、今回は産地の方々の話しを聞け良かったです。」「産地の様子そして生産者に直接お話しを伺えて勉強になりました。きのこづくしの試食も美味しくいただきました。組合員の方に折にふれてお話ししたいと思っています。」など多くのお声をいただきました。

 生産者の方からは、「なりたい職業ナンバー1になるような魅力的な農業にしたい」「今日お話しした内容をぜひ友人に伝えて欲しい」とお話しされました。悪天候にもかかわらず参加された組合員にとって、とても有意義な学習会となりました。

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