2021年度助成団体 NPO法人こころの子育て支援ハッピーマザー 中間視察報告
2月2日(木)、市民活動支援金助成団体のNPO法人こころの子育て支援ハッピーマザーを視察させていただきました。
不登校の小学生から高校生とその保護者の居場所として「
会場は所有者のご厚意でご自宅の離れをお借りしています。
卓球台やドラムセットなど備品もお貸しいただけるとのことで、視察時にも楽しそうに卓球をしている子どもたちがいました。
臼や杵も揃っていてお正月には餅つきも行ったとのことでした。
広い部屋で子どもたちは、ゲームをしたりお茶を飲んだり工作をしたり好きなことをしながら時間を過ごしています。
「選択できることが大切。」と代表の友永幸子さんはお話されていました。
不登校児と保護者は情報が少なく孤立しやすいとのことで、親同士のつながりや子どもたちの居場所の必要性を感じて2019年にこの活動を始めました。
学校やフリースクールに行くことができない子どもたちのために安心して過ごせる環境を整えることによってまずは心の充電し自信を持てるようになることを目指し活動を続けています。
地域の人たちや地元の学校とのつながりも広がり、活動が地域に根づき始めていることを感じました。
資金面や人材面では苦心されることもあるそうですが、設立当時にパルシステムの市民活動支援金の助成をもらったことが大いに励みになり活動を続ける原動力の一つになったと友永さんにおっしゃっていただき、組合員の一人としてとてもうれしく感じました。