「子ども食堂でみそづくり体験」に開催協力
1月14日(土)、NPO法人チアーズが「古民家カフェ 藍」でみそづくり体験を開催し、パルシステム埼玉はみその原料となる煮大豆20kgを提供しました。
NPO法人チアーズは、多様な事情を抱えて暮らす地域の人たちを応援するため、毎週土曜日に古民家カフェ藍で「さいたま子ども食堂」を運営しています。家族と食事をとれない子どもたちなどに、一緒に食べることの楽しさを体験できる場を提供し、学習支援や食育などのイベントも実施しています。
今回のみそづくり体験では、家庭の経済状況などにより、多様な体験の機会を得にくい子ども達への食育を提案します。子ども食堂の利用者などを中心に、ふだん食べているみそができあがるまでの過程をいちから体験してもらいました。パルシステム埼玉は親子の食育体験を応援するため、原料の提供に協力しています。
当日は15組の家族が参加され、初めてみそを作る子供たちが多く、「麹とは何か」、「塩の役目?」、「どれくらいで食べられるか」などをNPO法人チアーズの本間代表がわかりやすく説明しながらみそづくりをしました。麹は本間さんのお薦めで「会津麹」を使用しました。「お米のおいしいところは味噌もおいしい」と、米の名産地である福島県会津地方の麹を取り寄せてくれたそうです。
これまでみそづくりに使用する大豆は前日から水につけおき、当日に5時間煮込むため匂いが充満するなど大変な下準備が課題となっていました。昨年度よりパルシステム埼玉が提供をはじめた煮大豆を使用することで、こうした手順を省くことができたと本間さんから感謝をいただきました。