新年のご挨拶
組合員のみなさま
新年あけましておめでとうございます。
パルシステム埼玉の事業と活動へのご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
2022年も新型コロナウイルス感染症の第6波、第7波が広がり厳しい状況が続きましたが、事業と活動は継続できています。夏の猛暑の中、感染対策を図り配送を続けてくれたセンターのみなさんには組合員と地域のくらしを支えてもらいました。
コロナ禍も3年目となり、日常ではウィズコロナの生活が定着してきました。行動制限のない日常生活もかなり戻ってきましたが、ロシアによるウクライナ侵攻や円安、気候危機、様々な原因から世界的な物価上昇が続いています。私たちの生活も厳しくなっていますが、パルシステムの産地やメーカーの現場でも大変厳しい状況です。肥料や飼料、電気、ガソリンや原材料の高騰で生産していく側も大幅なコスト増になっています。産地やメーカーがつくり続けられないと私たちも安全なものを食べ続けられません。現状を知り、生産者と組合員の結び付きを強めて作り手を支えられるように進めていきたいと思います。そして、私たちだけでなく、地域の誰もが食べていけるようにフードバンクや子ども食堂への支援など、より良い地域社会づくりに向けた活動も広げていきましょう。2023年も組合員、役職員、地域の方々と支え合って安心してくらせる地域、社会をつくっていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
2023年1月4日
生活協同組合パルシステム埼玉
理事長 樋口民子