【プレスリリース】11/23(水・祝)から「ケアラー月間パネル展」を開催

パルシステム埼玉は11月23日(水・祝)から、組合員活動施設ぱる★てらすにて、介護者「ケアラー」の体験を伝えるパネル展を開催します。タレントのハリー杉山さんをはじめ介護とともに暮らす人たちの体験を紹介します。

「誰かを支える人」の孤立を防ぐ
埼玉県は11月を「ケアラー月間」とし「誰かを支えるあなたも支える」をテーマに、近親者の介護を担うケアラーが孤立しない社会の実現を目指す啓発活動を実施しています。本展はパルシステム埼玉が県に協力し、ケアラーへの理解と協力の輪を広げることを目的として開催します。パネル展示では、多様なケアラー経験者の体験談やケアラー支援の必要性を伝えます。会場では動画も上映し、自身も20歳代で認知症の父親を在宅介護した経験を持つタレント ハリー杉山さんの「SOSを出しても良い」とのメッセージを発信します。

 

全国初制定の「埼玉県ケアラー支援条例」
ケアラーは援助を必要とする家族や友人に対し、日常的に無償の介護や生活支援をしています。近親者との関係性であるため、ケアラーが多様なストレスや日常生活の制限を抱えていても問題が表面化しづらく、社会的な課題認識も低い現状です。

県は2020年3月、ケアラーを社会全体で支えていけるよう、全国初の「埼玉県ケアラー支援条例」を制定しました。ケアラー支援を条例として定める自治体は、全国でも埼玉県を含めまだ4道県9市町に留まります。パルシステム埼玉はケアラー支援の取り組みが社会に広がるよう、講演会開催やケアラー自身の心と体の健康管理に役立つ「ケアラー手帳」の無償配布を実施してきました。

パルシステム埼玉はこれからも、ケアラーへの理解と協力の輪を広げて心豊かなくらしと共生の社会創りを目指していきます。

 

ケアラー月間パネル展開催概要
開催期間:2022年11月23日(水・祝)~11月30日(水)、9時~17時 *土日は休館
会  場:組合員活動施設 ぱる★てらす(埼玉県さいたま市浦和区東仲町10-7)
*入場無料 どなたでも自由にご覧いただけます。

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