2021年度助成団体 NPO法人熊谷の環境を考える連絡協議会 中間視察報告
6月12日(日)、NPO法人熊谷の環境を考える連絡協議会主催の「生き物調べ観察会」に参加しました。
熊谷市内の和田吉野川で河川や水辺の生物観察を行いました。熊谷市内の小学生と保護者20組40人の参加がありました。毎年多くの落選者が出るほどの人気企画だそうです。
生き物調査班と植物調査班に分かれて川辺の自然を総合的に学習していました。子どもたちはひざ近くまで水につかりながら夢中で魚や虫を捕まえていました。20センチほどのナマズやタイコウチが捕獲されて自然の豊かさを感じることができました。
また、近隣の大学生や元校長先生がサポーターとして協力するなど多世代のつながりの場になっていました。
川辺の植物観察では野バラやススキ、真竹など多様な植物を見ることができました。人の手を介することなく鳥や風によって運ばれた種によって多くの植物が生い茂る様子を見て植物の生命力を改めて感じました。観察会では、子ども1名につき保護者1名の付き添いを必須とするなど安全性の確保を徹底していました。
近くの川では夏には蛍の姿を見ることができるそうです。これからも河川の環境が守られ、観察会が継続して行われることを望みます。