「公開確認会基礎学習会」を開催

 8月23日(火)ぱる★てらすで、公開確認会基礎学習会を開催し、会場とオンライン合わせて13名が参加しました。

 

 公開確認会は、組合員が農畜産物の栽培方法や安全性などを直接確認するとともに、生産者と消費者が理解し合い、課題や情報を共有して次につなげていくパルシステム独自の取り組みです。パルシステム埼玉で3年ぶりとなる公開確認会を、お米の産地・JA大空(石川県)で開催します。今回の学習会では公開確認会に参加するための基本的な知識を学びました。

 

 公開確認会で消費者が自分の目で確かめることを「監査」といい、監査する人を「監査人」と呼びます。組合員の監査人は、公開確認会の場で産地の取り組みを確認し、所見を述べ、監査シートに記入し提出します。また、参加できなかった他の組合員へ産地の努力や取り組みを伝えることも監査人の大切な役割のひとつです。

 

 はじめに、パルシステム連合会産直推進課の関根さんより「公開確認会の仕組み」について教えていただきました。監査人に大切なことは、生産者への一方的な押し付けではなく、お互いが深く理解し合い、課題を共有し、次につなげるための橋渡し役となることとお話されました。

 

 続いて「消費者による監査」について、有限会社リーファース代表取締役の水野さんより、二者認証の特長や産地で見るべきポイントなどをわかりやすく説明されました。

 

 最後にパルシステム連合会産直推進課の鷺谷さんから、「パルシステムの産直と監査項目に沿った帳票類の説明」について説明いただきました。その後、講師を交えたグループトークでは、説明を受けながら感じたこと、疑問に思ったことを話し合いました。

 

 9月に開催される事前学習会で、実際に使用されている帳票を用いて帳票の見方やトレースの手法を学び、監査人としての技術や知識を深めます。

TOP