第37回埼玉県原爆死没者慰霊式

 7月31日(日)、埼玉共済会館6階大ホールにて第37回埼玉県原爆死没者慰霊式が行われ、YouTubeによるオンライン配信もされました。

 

 

開会前のオンライン配信では原爆死没者慰霊式の実行委員団体などから寄せられた平和のメッセージの画像が紹介されました。

 10時に開会し、埼玉合唱団が「折り鶴」を合唱。

埼玉平和運動センターの方による開会の言葉では「原爆死没者慰霊式を通じて平和の礎を考え直し、核兵器のない平和な世界をつくることを確認していきたい」と述べられました。

続いて、原爆死没者の名簿奉納が行われました。2021年は埼玉県内で90人が亡くなりました。次に、平和の灯火が紹介され、1分間の黙とうを行いました。

しらさぎ会の原会長から主催者の慰霊のあいさつがあり、
「原子爆弾の被害者と同じ苦しみを二度と誰にも味合わさないため、核兵器も戦争もない世界を求めます。」と述べられました。

 

 

来賓あいさつでは、広島市長及び長崎市長からのメッセージを実行委員会団体が読み上げました。

続いて熊谷高等学校生による平和の誓い、 被爆体験の聞き書き行動実行委員会がまとめた堀田しずえさんの体験を、女優の斉藤とも子さんが朗読。「広島は7つの川が流れるきれいな町でしたが、その町が焼け野原になり、川には死体が浮いていたことは忘れられない」というお話しが印象的でした。

その後、献花と折り鶴の奉納が行なわれ、埼玉合唱団による「原爆を許すまじ」を合唱して閉会となりました。

 

 

 YouTubeによるオンライン配信は、しばらくアーカイブでの視聴が可能です。
以下のURL又は二次元コードからご覧ください。

 

TOP