【オンライン】みそづくり講座を開催

 2月4日(金)、一年で最も寒い時期に【オンライン】みそづくり講座を開催しました。今回は食育サポーターの鈴木さんと水谷さん、PLAの関口さんが講師です。参加者には今年から発売の『少量みそセット』を購入し、豆をやわらかく煮た状態まで準備して参加いただきました。

 

 

 みそづくりに入る前に、PLAの関口さんと発酵について学びます。みそや納豆など、人にとって有益な微生物の作用は「発酵」。逆に人にとって有害な微生物の作用は「腐敗」といい、食品にカビが生えたり、腐ってしまう状態を指します。日本の発酵食品の多くは「麹」を使用しており、今回作るみそも例外ではありません。みそは穀物に麹菌という微生物を繁殖させた麹(米麹、豆麹、麦麹)を使用し、時間をかけて発酵させることでうま味を増していきます。自分で作ることで、自分が持つ常在菌が加えられ家庭ならではの味に変化していくのが自家製みその醍醐味です。

 

 

  発酵について少し詳しくなったら、食育サポーターと一緒にみそづくり開始。まずはしっかり手を洗った後、麹と塩を空気に触れさせるように優しくまぜて塩切り麹をつくりました。そこに大豆のゆで汁を種水として加えて、最後に煮ておいた大豆を加えます。みそづくりで一番大変な大豆をつぶす作業は少量であってもなかなかの力仕事です。「手前みそのうた♪」を聞きながら、参加者みんなで頑張りました。大豆を良くつぶしたら、容器に詰めるために「みそ玉」をつくり、みそ玉を隙間なく容器に詰めたら仕込みは完成です。ここから半年間、おいしくな~れと待ちます。

 今回は、みそづくりが初めての方も多く、カビが生えた時の対処法や材料の混ぜ具合など多くの質問がでました。みそづくり経験者のPLAと食育サポーターが1つ1つに丁寧に回答し、疑問を解消しました。

 

 

 

 試してはみたいけど、少しハードルが高いみそづくりですが、手前みそのおいしさを知ればやみつきになること間違いなしです。半年後のできあがりが楽しみですね。

 

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