組合員のみなさま、新年あけましておめでとうございます。  

　2021年も新型コロナウイルスの流行が続く1年となりました。夏場の第５波では埼玉県内でも感染者が激増したなか、感染予防を図りながら商品の配達を継続し、組合員と地域のくらしを支えることができました。組合員のみなさまのパルシステム埼玉への信頼に感謝するとともに配送センターを中心に業務を続けていただいた職員のみなさんに感謝したいと思います。今後も感染が落ち着いた状況が続くことを期待しながらも、そのときにできる最善を考えて事業と活動に取り組んでまいります。

　コロナ後の社会について語られることも増えてきました。いま社会では多様性の尊重が大きなテーマとなっています。人種や宗教、性別という「属性」の多様性だけでなく価値観やライススタイルなどの「思考」の多様性を認めあい、尊重し合っていこうという考え方は共生の社会づくりを理念とするパルシステムと同じ方向性です。ジェンダーや人権など多様性に関する学びを深めるとともに、21万人の組合員一人ひとりの思いを大切できるように取り組みを進めたいと思います。

　2022年も組合員、役職員、地域の方々といっしょに支え合って安心してくらせる地域、社会を作っていきましょう。

　よろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022年1月4日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生活協同組合パルシステム埼玉　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　理事長　樋口民子