「お口の元気は体の元気!口腔フレイル予防」を開催

 10月25日(月)ぱる★てらすにて、医療生協さいたま生活協同組合との共催で 口腔フレイル予防について学びました 。
 生協歯科、歯科衛生士の富岡ひとみさんからお口の健康についてお話をしていただきました。

 

 歯周病は年齢に関係なく、痛みなどの自覚症状がほとんどなく気づいた時には歯がぐらぐらしてしまうなどの、ひどい状態になってしまうとのこと。
 そして歯周病から全身の病気になるという、ちょっと怖いお話がありました。

 

 歯周病とかかわりの深い病気は次のうちどれでしょう?というクイズがありました。
 ①糖尿病
 ②アルツハイマー
 ③骨粗しょう症
 ④メタボリックシンドローム

 

 正解は・・・すべて当てはまるそうです。参加者の中には全問正解者も!
 他にも心臓病や脳の病気にもかかわりが深く、歯周病菌は全身の健康をおびやかしてしまうのがとても怖いところです。

 

 その歯周病の原因はプラーク(細菌のかたまり)で、歯磨きが不十分のために歯と歯の間から歯周病菌が侵入してしまう。
 これを防ぐためにはやはり毎食後の歯ブラシが大切で、歯ブラシ以外の歯間ブラシやフロスなども活用し、半年に一度の検診はしっかり受けた方がよいとのことでした。

 

 オーラルフレイルは、そしゃくや嚙む力、嚥下力、飲み込む力などお口の健康を保ち健康寿命の延伸につながります。
 たとえば1回の食事に30回噛む、歯ごたえのあるものを積極的に食べる、お口の体操をするなど予防をすることが大切です。

 参加者の呼気を調べたり、全員であいうべ体操と唾液腺マッサージ教えていただき実践しました。

 

 

 予防はすぐにでもできることばかりでしたので、今日からはじめたいという参加者の声が多数ありました。

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