「日韓子ども交流2019」を開催

  

  7月25日(木)~7月28日(日)までの3泊4日の日程で、「日韓子ども交流」を開催し、小学6年生~高校1年生までのパルシステム埼玉の組合員の子どもたち10名が参加し、韓国プルンドゥレ生協の組合員の子どもたちと交流を深めました。

【日韓子ども交流について】
  2000年に始まり、今年で20年目を迎えるパルシステム埼玉とプルン生協の交流は、これまでにのべ200名以上の子ども達が交流を行なってきました。
歴史・文化などの違いを知り、尊重しあえる交流をと、毎年 1年おきにお互いの国を訪問しています。

●7月25日(木)  集合~国立女性教育会館 (宿泊施設)~歓迎会~夕食
 ぱる★てらすに集合した日本の子どもたちは、埼玉県比企郡嵐山町にある『国立女性教育会館』へ向け出発。韓国の子ども達が到着し歓迎会を行いました。
 簡単な韓国語を交えた自己紹介をしたり、レクリエーションでは、みんなで事前に練習したTwiceのダンスや、子どもたちの個人特技を披露しました。韓国側も「ダンス」・「歌」・「ピアノの演奏」を披露してくれました。
その後は4グループに分かれて、BBQをして交流を図りました。


日本の子どもたちはダンスを披露

韓国の子どもたちは歌をうたってくれました

●7月26日(金) 竹水鉄砲作り・竹とんぼ作り~茶道体験~ワークショップ
 国際竹とんぼ協会の方の指導で『竹水鉄砲』と『竹とんぼ』を作りました。 日本の伝統的な遊具作りは、韓国の子どもたちだけでなく日本の子どもたちも珍しかったようで、みんな興味を持って楽しみながら作っていました。
 昼食後は、NPOのボランティアの方にお越しいただき茶道体験を行いました。初めての経験で緊張感が漂う中、作法など日本の伝統文化を学び理解を深めました。

 この日のしめくくりは特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールドの方による「”いただきます”と”ごちそうさま”をありがとう」のワークショップ。農家やレストランで働く人の動画を見て感じたことを付箋に書き出しながらグループ内で共有し、グループごとに発表を行いました。ふだんの生活ではあまり考えることのない「世界の飢餓」について学ぶ貴重な体験になりました。


協力して作ります

茶道の作法を学びました

 


言葉の壁を乗り越え、まとめた意見を発表

●7月27日(土)手漉き和紙体験~昼食交流会~対面式
 埼玉伝統工芸会館で、小川町特産の和紙の手漉き体験を行いました。数種類のお花や切り絵の中から好きなものを選び、オリジナリティあふれる和紙のハガキを作成しました。

 その後ぱる★てらすに戻り、食育サポーターが調理してくれた昼食を食べながら交流を図りました。
 この日は、韓国の子どもたちが日本の子どもたちの家庭に1泊でホームステイする一大イベントの日。ホストファミリーと対面後、ステイ先へと向かい次の日の集合までそれぞれの時間を過ごしました。子どもたちに聞くと、都内に出かけたり、夏祭りや花火を楽しんだようです。きっと思い出のひとコマになったことでしょう。


真剣に取り組みました

ちらし寿司、五目炊き込みご飯、若鶏の照り焼き、厚揚げ、
サラダ、くだもの等々豊富なメニュー♪

●7月28日(日)お別れの日
 最終日はホームステイ先からぱる★てらすに集合し、送る会を行いました。
 ひとりひとり感想を話すうちに涙を浮かべながら挨拶する子どももいて、とても寂しい様子でした。別れを惜しみ、写真を撮りあう子どもたちの姿で溢れます。

 とうとう出発の時。再会の約束を交わし、韓国側が成田空港へ向かうためバスに乗車すると、発車したバスが見えなくなるなるまで手を振って見送りました。


4日間お世話になりました

「気をつけて帰ってね!」「ありがとう!」

【20周年報告会】
 27日(土)の午後、子どもたちがホームステイをしている間に、今回の交流に同行した日韓の役職員は「20周年報告会」を行いました。 交流を重ねてきた20年間のあゆみを振り返ったあと、これまでに交流に参加した子どもたちを招き、交流に参加したときの感想やその経験が今の生活にどう役立っているかなどを報告してもらいました。
 報告会では、あらためて20年の交流の重みを実感しました。今後もパルシステム埼玉は交流が末永く続くことを願い、次年度に向けてこの取り組みをすすめてまいります。


プルンドゥレ生協より感謝の牌が贈られました

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