「日韓子ども交流2019報告会」を開催
9月7日(土) ぱる★てらすで、日韓子ども交流に参加した子ども10人が集まり、「日韓子ども交流2019報告会」を開催しました。
日韓子ども交流は、パルシステム埼玉と韓国プルンドゥレ生協とのつながりの中で2000年に始まった交流活動です。1年おきに子ども達がお互いの国を訪問し合い、日本と韓国の歴史や文化の違いを知って尊重し合える関係を築くことを目的にしています。
交流20周年を迎えた今年、7月25日(木)~ 28日(日)の日程で「日韓子ども交流2019」を行い、韓国から10人の子ども達が訪日して日本の子ども達10人と親睦を深めました。
報告会開会の挨拶後、3泊4日の交流を映したDVDをスタッフの解説を交えながら放映しました。
1ヶ月半前のできごとですが、懐かしい思い出の映像を見つめる子ども達。報告を聞きに来た参加者も、彼らの交流や体験してきたことを見て知ることができ、時に笑いが起こって会場は笑顔に包まれました。
初日の対面式では緊張した様子の子ども達も、レクリエーションが始まるとあっという間に打ち解けたことが伝わりました。互いの特技を披露したり、皆で一緒にダンスをしたり、夕食のバーベキューでは大いに盛り上がっている様子がうかがえました。
多くの大切な仲間に出会えました |
ホームステイではお好み焼きを作ったり 祭りで花火を見ました |
竹鉄砲での水遊びが楽しかった!! |
参加した子ども達の報告では、「一緒に竹鉄砲を作って、思いきり遊べて楽しかった!」「出身国が違っても、思う事や考える事はたいして変わらない」「韓国語を話したら通じたみたい!」「韓国の子は日本語が上手!」等、交流の中で気づいたことや感じたことが発表されました。
また、ホームステイを受け入れた際に楽しんだ思い出の報告もありました。
保護者の方からは、「ホームステイを受け入れるプレッシャーもありましたが、終わってみれば1泊だけでは物足りないぐらい楽しいひと時を過ごすことができました」「今年の経験から不安をのりこえて〝来年韓国に行きたい!〟と言って成長を感じます」「この交流に挑戦できたことが大きな自信となり生涯の糧になることと思います」等の感想が寄せられました。
組合員ボランティアの李豊子(イ プンジャ)さんには、事前学習から通訳、引率まで一手に引き受けていただきました。3泊4日の間、ずっと子どもたちに寄り添ってくださり、この日も子ども達の交流についてお話いただきました。
通訳・組合員ボランティア 李 豊子 さん 「百聞は一見にしかず。この交流を通じ自分の目で 見て感じたことを大切にしてくださいね」 |
報告会の最後は、食育サポーターの方々が調理してくださった韓国の海苔巻き“キンパプ”と、お菓子“ホットク”をいただきながら、各テーブルで交流を図りました。
楽しかった交流の話で盛り上がりました |
*** 報告会参加者の感想 (一部抜粋)***
・ DVDの中で、お別れ会の時の「みんな大好きです」という言葉が印象的でした。顔を合わせての交流は大切だと思いました。
・ DVDと参加された子どもたちの報告で、親交深まる交流が行われたことを実感しました。
・ キンパプもホットクもとてもおいしくいただきました。余った材料で作ってくださったナムルもいくらでも食べれそう。
・ 3泊4日の交流で日本に住んでいてもなかなかできない体験ばかりで、日本文化を知ることができて良かったです。
・ ずっとこの交流が続いてほしいです!
「日韓子ども交流」が始まって20周年の節目を迎えた今年、パルシステム埼玉はこれからもこの交流が末永く続くことを願い、日韓のかけはしとなる子どもたちを見守り続けてまいります。
7月26日(交流2日目) 茶道体験を終えて |