「2022年度岩槻田んぼ交流」生きもの観察を開催

 6月11()、交流田んぼ(岩槻区)823人が参加し、生きもの観察を行いました。2週間前に田植えを行った交流田んぼで、一般社団法人 環境パートナーシップ会議の高橋朝美さん・高瀬裕子さんを講師に迎え、あらかじめ決められたルートに沿って動植物の出現種数等を調査するラインセンサス調査法で調査しました。また南埼玉産直ネットワークからは代表の関本さん他1にもご参加いただきました。

 まず、シュガーポットと網を手に、息をひそめて田んぼにのぞき込みます。小さな生きものたちが動くのが見えたら、水が濁らないように、静かに田んぼに入り生きものを探します。ポイントは、生きものが逃げてしまわないよう網は後ろから前に動かすこと。子どもも大人も夢中で生きものを探し、捕まえた時の表情は、この上なく嬉しそうでした。。

 

 

 生きものを採取したら、図鑑と照らし合わせ、種類と数を数えます。子どもたちは、興奮気味に顕微鏡を覗き込んで、小さな生きものも観察していました。

 

 成果としてはヒメゲンゴロウやカブトエビなど合計21種類の生きものを捕まえましたが、昨年より少なかったのは残念です。今回は連日の雨や気温が低い影響で生き物が少ないそうです。

 

 

 

農薬や化学肥料を使用していない田んぼであるため、慣行栽培の田んぼでは見ることができない生きものも数多くみられました。

 

 

 

 パルシステム埼玉では、今後も田んぼ交流や生きもの観察を通じて、農薬を使用しない環境保全型農業への理解を深めます。

 

 なお、前回の(5/28)田植え体験で苗をもらいバケツ稲を始めました。1ヶ月近く経過していますが、すくすくと成長しています。みなさんのバケツ稲はいかがでしょうか?

 

 次回は79()の草取り・ザリガニ釣りです。

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