2024.11.29

　　11月23日（土）に、埼玉県内の産直産地「沃土会」で秋の収穫祭を開催しました。冷たい風が強く吹いていましたが、お天気はとても良く、さわやかな秋空でした。
　収穫祭には15組49人の参加者が集まりました。初めて野菜の収穫を体験するご家族もおり、この日を楽しみにされていたそうです。
　初めに、パルシステム埼玉理事長樋口民子より挨拶がありました。続いて沃土会の小野塚さんより「実際に土に触れて、収穫をしながら生産者ともお話をしてみてください」とお話いただきました。

　収穫体験では３つのチームに分かれ、にんじん、大根、ブロッコリー、春菊の４つの野菜を収穫しました。

　今回の収穫体験で特に大変だったのは、何と言っても大根！大人でも引き抜くのが大変なほど、大きくて立派な大根がずらりと畑に並んでいました。「今年は猛暑や大雨で大根がだめになってしまったこともあったけど、無事に育って本当によかったです」との生産者の言葉に、参加者は自然の厳しさの中で野菜を守ってくださった生産者に感謝の気持ちを抱きました。

　収穫体験後は、沃土会の野菜を使用したお弁当を食べながら、昼食交流会を行いました。

　昼食交流会の後はお楽しみのじゃんけん大会とクイズ大会です。クイズは沃土会の生産者のみなさんが考えた問題で、なかなかの難しさに参加者は頭を抱えていました。どちらの優勝者にも沃土会の野菜がたっぷり詰まった『わくわくBOX』がプレゼントされました。

　昼食交流会が終わった後でも、参加者と生産者のお話は終わりません。小さなお子さんも生産者の方と仲良くなり、「ブロッコリーがおいしかった」と伝えている様子が見られました。今回初めてご家族で参加された方からは「こんなに楽しいと思わなかった。子どもが野菜に興味を持ったことが嬉しいです。収穫した野菜は、子どもたちとおいしく食べたいです」と感想をいただきました。