2021年度わくわく体験記④

パルシステムの産直産地・沃土会の畑で土づくりから収穫までを行う「わくわく農園」。
旬野菜の植え付けから栽培管理などを矢内会長が指導してくれます。

 

コロナ禍で中止していましたが以前の参加者がナビゲーターとして畑の様子や感想をご報告します。

 

【わくわく体験記(1月29日)】

◇岸さん

 前回(1月15日)に続いて、風もあまりなく暖かい日でした。

 畑は日当たりも良く、暖かい日も多かったのか、収穫した大根はとても大きく、中はちょっとスカがあったのですが、土の栄養をたっぷり吸収した大根はスープに入れると、柔らかくとても甘くて美味しいです。

 ほうれん草も、寒さを凌いで糖を出すので、とても甘いです。糖度は10%位で、これは果物と同じです。

 野菜をどう食べようか、悩んでしまいますが、ゆでて冷凍したり、干したり、お裾分けしたり、大切に育てた野菜を無駄にしないようにしなければと思いました。

 

◇前田さん

2022.1.29   晴れ 弱風

 

 圃場に向かって深谷バイパスを北上していると、遠くに山並みが見えて来ます。12月にわくわく農園が再開された頃は浅間山だけが白かったのですが、今はあちらこちらの山も雪を被りスキーに思いを馳せながら走っています。

 

 収穫させていただいたほうれん草と長ネギで今回は鶏団子の塩鍋を作りました。鶏団子に少し多めの生姜をすり下ろして入れたのですが、野菜たちの甘味がより一層感じられて美味しかったです。

 ほうれん草の根元は、ホクホクして甘くて絶品です!!

 

◇阿部さん

 今回も新メンバーが参加されました。マスク越しですが、皆さん話が弾みます。

 収穫した野菜の根についた土は、その場で払って必ず畑に返します。痛んだところも、そのまま畑に返します。

 刈り取ったほうれん草のしまい方が、”天地逆“との指導がありました。根を上にすると、茎も痛まず沢山箱に入ります。勉強になりました。

 次回も楽しみです。

 

◇安藤さん

 自宅から沃土会わくわく農園の畑まで往復3時間ほどで着きました。車窓から秩父連山見ながら…JR岡部駅下車し、畑まで歩く途中に雪帽子被った山々が見えました。秘密の路を通ると老梅の香りが漂ってました♪その向こうがわくわく農園の畑です。

 仲間達が見えてほっとして久しぶりの作業に取り掛かりました。今の時期は寒いので下草はあまり生えていないのか?それとも自家用車で参加した方が到着早いので取り終わったのか?

 長葱の収穫は根元に土が着いているので土を畑に戻す。土は畑の命だと初めの頃教わった。

 

 大根は春の七草の中に「すずしろ」として子供の頃から馴染みのある野菜。矢内会長お勧めの食べ方は大根おろしだった。大根はほとんどが水分。

 

 キャベツのミニ学習会が畑であった。冬キャベツは葉がしっかりと巻かれて重みがあるキャベツが良い。切り口がみずみずしく、割れたら変色してない物。

 

 白菜はほとんどが水分なので、丸ごと買う方が良いと学びました。カット白菜だと真ん中の切り口が盛り上がって腐るので早めに調理した方が良いとのことです。

 

 ほうれん草は沢山の成分が入って元気をくれます。

 どの野菜も成分が凝縮していて身体を包んでくれる大切な野菜です。温暖化が毎年進んで気候変動が起きて作物の時期も変わりつつあります。生産者の思いをこのわくわく農園でも感じられる場所として大切な居場所です。矢内会長の言葉の中に野菜の改良の問題を挙げてましたが…その辺を再度学習したいです。

 

◇大浦さん

 今日も天気が良く穏やかな朝。
 ほうれん草の収穫からはじまり、ネギの分割と枯れた部分の除去、大根掘など。
 どの野菜も元気です。適度な雑草と共にゆっくり育てた野菜は大地の栄養分をしっかり吸収し、栄養価も高く美味しくなるそうです。
 沃土会さんの畑は有機認証も取れたとか。
 肥沃な畑は野菜だけでなく人間にもパワーをくれます。みんな笑顔で生き生き感じました。
 持ち帰った冬野菜いっぱい取って来月も元気に参加したいです。

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