12月1日(月) ぱる★てらすで、映画「マイスモールランド」上映会を開催しました。

幼いころ家族と日本に逃れてきたクルド人の女子高校生の主人公は、大学進学の資金のためコンビニでアルバイトをしたり、アルバイト先の男子高校生と付き合うなど、日本人と変わらない日常生活を送っていました。しかし、難民申請が不認定となり生活が一変してしまいます。映画は、彼女を取り巻くいろいろなこと、心の中の葛藤を描いています。私たちが生きるこの社会の不寛容さや非情さをあらためて自覚させられました。

映画上映後、クルド人の方と支援者をお呼びして、カフェタイムを設けました。ほとんどの参加者が残ってくださり、有意な交流ができました。

参加者の中で、親族の方がクルド人の夫と言う話から日本人と結婚しても子どもが生まれないと、日本国籍は取れないと支援者の方から聞いて、国籍を取るのは難しい、難民申請もかなり難しい、私たちの生きるこの社会は不寛容で、共生社会を目指す取り組みは困難だと…しかし、微力だが諦めないでやり続けていきたいと思いました。

当選ハガキでご案内した【フードドライブinぱる★てらす】にご寄付いただきました。 皆さまありがとうございました。
主催:平和・国際委員会
