1月21日に株式会社トベ商事(東京都足立区)の洗びん工場を見学してきました。

到着後、2班に分かれて工場を見学。
スケジュールを調整してくださり、パルシステムで取り扱っているびんの洗浄の様子を見ることができました!
ラベルがついているびんを洗浄するには、通常より高い温水を使用するそうです。
パルでは『ラベルは無理にはがさなくても良い』ことになっていますが、工場としては負荷があるとのこと。
しかし、パルのラベルは『紙』だとわかっているので、はがされたラベルも資源として回収されていました!
どこまでもムダがありません!


UV灯を使用した滅菌・びんを反転して内側の水滴を落とすという独自のラインも見ることができました。
洗浄後のびんはカメラと目視で何重にもチェックされ、箱詰めされます(この箱も何回も使える通箱)。


講話では、戸部会長から今と昔のリサイクルの違いと、世界や海でのプラスチック事情をおききしました。
昔は屑を集めて売ることでリユースされ経済的に循環していましたが、現在は使い捨てが主流となり社会的費用(運搬・資源化の費用)でリサイクルしています。
その点リユースびんは、常につくり続けなければならないリサイクルではなく、不足分のみ生産すればよいので社会的費用がかからず製造におけるCO2排出もすくないので、もっと促進していかなければと感じました。
パルシステム連合会環境政策推進室の藤巻様からは、とてもテンポよくパルシステムでの取り組みとリユースびんの始まり・循環・地球に貢献すること・回収率についておききしました。
びん別の供給・回収構成比から、パル埼玉としては〈ジャムのびん〉の回収が増えるといい!と教えていただきました。
質疑応答でも意見交換があり、見学とあわせて とても実りある時間になりました。
今回はリユースびんでのお水の提供もあり、資源の循環を考えるよい機会になりました。


できるところからひとつずつ、今すぐにでも始めて広めていこうと思います。
最後に、ご家庭で眠っているジャムのびんがありましたら、ぜひ回収にご協力ください!
主催:環境委員会
