2025年8月4日(月) 平和・国際委員会は講師にパレスチナ子どものキャンペーン海外事業チーフ中村哲也様をお迎えし、ぱる★てらすにて「ガザはいま」講演会を開催しました。


 パルシステム埼玉平和募金は、対象団体のひとつ「パレスチナ子どものキャンペーン」に対してもガザ、ナワール児童館への支援を続けてきました。
 憎しみの連鎖を断ち、平和への道を考える子どもたちの教育に取り組む成果報告は、平和募金の意義を問われた時に、事例として語ったものでした。
 今、ガザは、イスラエルとの軍事衝突の最中。
 続く爆撃、そして何より、日常の食料などの支援物資が満足に届かない状況、飢餓の生活を強いられていることを現地スタッフの報告により、リアルに感じました。
 そして、現地スタッフの命がけの取り組みに胸がいたくなる思いです。
 家族が一緒に暮らし、全員が死ぬか、ばらばらに避難し一人でも生き残るか、二者択一の究極の選択を強いられている現状。
 しかし、振り返ってみれば80年前、私たちの国も同じ状況に瀕していて曾祖父母、祖父母、父母がガザの人々と同じような経験をしていました。
 ガザの現状を思い、私たちの国の過去と重ね、自分事として考えていきたい。
 人がいて国がある-国と国ではなく、人と人が生きてこそと、捉えて行きたいと思います。


 フードドライブにもご協力いただきました。ご参加のみなさまありがとうございました。


主催:平和・国際委員会