3月3日(月)、ぱる★てらすにて映画「沈黙と分断」上映&監督トークを開催しました。
この時期にこのような映画を企画・上映できたことは、大変意義深いと考えています。

 あの原発事故から14年が経ち、人々の記憶から薄れつつあるのではないかという懸念がありましたが、今回25人と多くの応募がありました。
 

 上映に先立ち、小池監督から本作の制作に至った経緯や背景などについてお話しいただきました。
フクシマとチェルノブイリ、事故後のケアがこれほどまでに異なるのはなぜか。被災者の人権とは何か。責任者はチェルノブイリ事故から何を学んだのか。
 

 

 本作は、チェルノブイリ事故後に生まれた若い監督の純粋な視点で描かれたドキュメンタリーです。

 フクシマとチェルノブイリの被災者へのインタビューは、構えることなく淡々と事実を語っており、新たに学ぶことも多くありました。
 

 コロナ禍やウクライナ侵攻などの世界情勢により、現在は再訪問が困難とのことですが、ぜひ「その後」を映像化し、多くの方々に届けていただきたいと思います。
 

 参加者からは「この事実を子や孫にも伝えたい」という声もあがりました。


主催:ピース・インターテーマグループ