3月24日(月)、「市民活動支援金贈呈式&報告会」を開催しました。
活動施設「ぱる★てらす」とオンラインから、併せて20団体が参加しました。

 はじめに樋口民子理事長から挨拶があり、「市民活動支援金は、生協と同じく“地域や社会を良くする”ために活動する仲間を資金面で応援する制度です。国内や世界では連日のように不安なことが起こり、地域社会の課題も深刻化し、活動に取り組むことが難しくなっています。ともに地域の誰もが自分らしく、安心して暮らせる社会を作る活動ができればと思います」とお話ししました。

 樋口理事長からの挨拶の後、2024年度市民活動支援金の助成先団体へ目録が贈呈されました。2024年度は15団体、総額400万円の助成となり、各団体より感謝の言葉とともに、助成金を活用した今後の取り組みと目標が語られました。

 
 

 次に、2023年度市民活動支援金の助成団体より、1年間の主な活動と支援金を活用した取り組みなどが説明されました。
 各団体は、活動継続への課題を受け止めながらも、参加者にいかに楽しんでもらえるかを大切にし、地域に根差した活動に取り組んでいました。
 
贈呈式・報告会の後、参加した助成団体同士での交流会が行われました。他団体同士のそれぞれの取り組みの中で、今後協力できることの情報交換やつながりを深めるなど、活発な様子がうかがえました。


 パルシステム埼玉もこれからも、地域の生協として、助け合い、支え合う活動を応援していきます。

 *パルシステム埼玉の市民活動支援金は、1998年に創設した制度で、以降25年に渡って県内に拠点を置いて活動する市民団体を資金面で支援してきました。資金は、組合員の生協利用で生み出された剰余金を活用しています。2021年度からは、東日本大震災の復興支援に関わる団体まで支援対象を広げました。