「麻毛糸たわし作り&プラスチック学習会」を開催
2024年1月31日(水)ぱる★てらすで パルシステム連合会環境政策推進室の藤巻様と河野様を講師としてお招きし、『麻毛糸たわし作り&プラスチック学習会』を開催しました。
はじめに、家庭からのマイクロプラスチック排出を減らしたいという想いからの 指編みでの麻毛糸たわし作り。
講師の方々も一緒に麻毛糸を指に絡ませながら、苦戦しつつも楽しく編むことができました。
プラスチック学習会では、プラスチックの誕生の背景から環境問題、日本国内での取り組み、パルシステムでの取り組み、そして私たちにできることの提案を わかりやすい動画や楽しいクイズを交えながら学びました。
とても便利で多用されているプラスチック。
日本でのプラスチックのリサイクル率は約84%(2018年データ)と言われていますが、海外ではリサイクルに当たらないサーマルリサイクル(熱回収)が大半を占めていて、まだまだ課題が残ります。
2021年に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(略して「プラスチック資源循環促進法」)」では『そもそもゴミを出さないよう設計する』考えが取り入れられていて、自治体や事業者は取り組みを進めています。
パルシステムの取り組みとして、包材の軽量化、リユースびん、モウルドパックへの切り替え、商品外袋廃止など、企業としてできること・ していることを紹介していただきました。
そして、パルシステムでは資源回収を積極的に呼びかけています!
回収されたものがどうなるのか、パルシステムに戻す大切さも わかりやすく解説してくださいました。
資源をゴミとしてしまうか、ゴミを資源とするか、私たちひとりひとりの選択が これからの地球の未来にかかっています。
お時間の都合でできませんでしたが、気候変動カルタの紹介もありました。
最後の質疑応答も活発で、環境への関心の深さを感じられた学習会となりました。
もっと広く知ってほしい内容なので、繰り返し開催する予定です。
●出典元リンク:経済産業省資源エネルギー庁ホームページ