「キッズヘルパー学習会&交流会」を開催
11月26日(金)、ぱる★てらすにて「キッズヘルパー学習会&交流会」をオンラインと会場とのハイブリッド形式で開催しました。
NPO法人「ふうせん」代表理事 園川泰子さまを講師に迎え、「泣く子ども・暴れる子どもなど託児の困ったときの対応」についてお話いただきました。
まず、参加者全員の自己紹介から。家族構成、託児で困っていること、今年いちばん嬉しかったことなどを話し、和んだところで講座にうつりました。
園川先生は、蕨市で子育て支援に携わり15年、託児の経験は豊富で、適切なアドバイスをいただくことができました。
★託児前の準備 身なりを整える(長い髪を結ぶ、爪は短く、濃い化粧、きつい香水は避ける、清潔なエプロン)
集合時間厳守
託児部屋の安全確保
★預かる時 笑顔であいさつ(保護者にも子どもにも)
名前、持ち物の確認
「行ってらっしゃい!」と安心して講座に行けるように促す
★託児中 子どもの気持ちに寄り添い、共感する
危険なものを口にしていないかなど、泣いている子に気を取られないよう、他の子にも常に気をつける
自分も楽しみ、いろいろな遊び方を提供し、受けたら繰り返す
★引き渡し 遊びの内容やおむつ交換の回数など事実のみを伝える
自分の思ったことなど、憶測でものを言わない
笑顔であいさつ(ママと離れてもがんばっていたね、またきてね)
など託児の際のポイントを教えていただきました。とにかく笑顔が大事で「この人に預けても大丈夫」と安心してもらうのが最重要だということです。
また、泣いている子の年齢別の対応方法や、暴れる子の対応方法など、3回のブレイクアウトルームでメンバーをシャッフルさせながらのグループトークでは、託児の経験談や対応方法など聞くことができ、全員が発表する機会を持ち、ちょっとドキドキでした。
子どもは泣くのが当たり前、泣き止ませるのが仕事ではない、と余裕を持って対応すること、あかちゃんの背中をトントンする時は、あかちゃんの心臓のペースに合わせて速いリズムで、など「なるほど」というアドバイスもいただきました。


「託児を楽しみ、自信をもって、笑顔で接すること、仲間と協力して安全な託児を行うことが大事」ということでした。