「誤解や不安を解消! 年金の正しい知識」を開催

 7月8日(金)、経済コラムニストの大江英樹氏を講師にお迎えして、ぱる★てらすとオンラインで「誤解や不安を解消! 年金の正しい知識」を開催しました。

 

 今回は感染予防の観点から会場参加者は14人としましたが、オンラインによる参加者は100人にのぼり、年金に対する組合員の関心の高さがうかがえました。

 

 最初に「年金」は、将来の楽しみのために自分で蓄える「貯蓄」ではなく、将来の不幸のためにみんなで備える「保険」という話がありました。家族でハワイ旅行に行きたくて始めるのは「貯蓄」で、自動車事故や自宅が火事になった場合に備えるのは「保険」というたとえには、参加した皆さんも頷いていました。

 

 年金の本質をとらえた後は、「年金は破綻する」「年金は赤字だ」といった年金に関する話題についてです。これらの多くは確かなデータに基づいたものではなく、印象や思い込みなどによる誤解だと大江氏は言います。実際は、年金の毎年の収支はほぼトントンであること、運用収益は3%以上出ていることなどを、一般に公開されている厚生労働省などのデータを示しながら、わかりやすく解説していきました。

 

 参加者からは、「年金は損得ではない、という話が参考になった」「知らないことばかりで勉強になった」「ぜひ第2弾を開催してほしい」などの声を多数いただきました。

 

 ご質問いただきました回答一覧はこちらからとなります。

 

 

 ※この企画はパルシステム共済連「福祉・たすけあい助成金」を使用し開催しました。

 

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