「シニア世代のための防災・減災講座」を開催

 9月17日(金)オンラインで、LPA(ライフプラン・アドバイザー)主催企画「シニア世代のための防災・減災講座」を開催しました。

 

 

 毎年自然災害に見舞われる日本。開催日の本日も石川県で震度5の地震や台風14号の九州上陸があり、身近なこととして防災意識が高まっています。今回の講座では、NPO法人ママプラグの小暮裕美子氏を講師に迎え、『シニア世代のための防災・減災とは?』をテーマにお話しいただきました。高齢者の避難は時間がかかることや、過去の経験値で行動するなどの留意点を理解する事で早めの行動を取るための時系列での避難方法など具体的でとても参考になりました。

 

 

 防災を「特別な事」ではなく「生活の一部」として意識し取り組むことで災害時にも慌てずにできる例として
・災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板等の災害用安否確認ツールを事前に体験してみる。
・どの家庭でも同じものを備えるのではなく普段から使い慣れているもの、食べ慣れているものを使いながらストックしていく。
・備蓄には向かないものは知恵とアイデアで代用品を考える。
など、どの年代や家庭でも心がけておきたい事ばかりでした。

 

 今回はシニア世代の防災ということで、「あったらよかった」アイテムとして「入れ歯洗浄剤」「常備薬」などを紹介されていました。

 備蓄品は「普段持ち歩く物」「避難所へ持っていく物」「家庭での備蓄」の3種類に分け、取り出せなくなった時のことを考えて複数個所に分けて準備していくとよいとのこと。被災された方の体験談からは学ぶことがたくさんあるとお話しされました。

 また防災は絶えず見直しておくことが「防災力を高める」ので、できるところから早速実践してみましょうと締めくくりました。

 

※この企画はパルシステム共済連たすけあい活動助成金を使用し開催しました。

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