【オンライン企画】自分の人生のしまい方

 2月24()、小谷みどり先生(シニア生活文化研究所)による「自分の人生のしまい方」講演会を開催いたしました。小谷先生は別会場からのリモート講演、初の試みに司会のLPAも緊張気味でした。

 先生の楽しい語り口でお話が弾み、「皆さんは、ポックリ死にたいですか?それとも少しずつ弱って死にたいですか?日本人はね、みんなポックリ死にたいって言うのです。これ欧米人はね、少しずつ弱ってだそうですよ。日本人はね、残す家族に迷惑かけたくないと言う思いが強いようですね。」「でもねー、皆さん今日この話が終わったら、家の中を見てください。今の世の中、子どもは独立してしまって、独居または老人夫婦だけの世帯は、6割に及ぶのです。つまりね、この家の中にあるもの全部ゴミですよ。」などとても印象に残るお話ばかりでした。関西弁の先生のお話は、深刻な死の話題もとても軽やかに伝わります。

 

 

 死後必ず残すもの、それは「祭司財産」お墓や仏壇などと、「相続財産」。
 お墓は誰が守るのか?財産は、どう分けるのか?そして、自分の終末に対する思いを決めておくことや、葬儀や墓の情報を集めておくこと。尊厳死の宣言やお墓には何親等まで入れるか?しがらみのないお坊さんの手配など、意外なポイントもうかがえました。

 残す人に迷惑をかけないためにも、エンディングノートの必要性を改めて感じる講座でした。  参加された方からは「もっとお話しを聞きたかった。」「第2弾を開催して欲しい」などの声を多数いただきました。

 

TOP