「わかりやすい!国崎流、防災対策」を開催

 126日(火)、LPA(ライフプラン・アドバイザー)は 講師に危機管理アドバイザーの国崎信江さんを迎え「わかりやすい!国崎流、防災対策」を開催し、81名が参加しました。

 自然的な条件から多様な災害を受けやすい日本に住む私達は「自ら意識を高く持ち‘自分の命は自分で守ること‘がとても大切である」と国崎さんは話します。

 

 

 最初にゲリラ豪雨の動画を見ながら、命を守る情報であるハザードマップの重要性から説きます。ハザードマップと近年の大雨の浸水域はほぼ重なることからも、逃げるタイミングを逃さないように日頃から情報への感度をあげておくことが大切だそうです。

 そして、災害があったときに家の中の被害も、けがも最小限になるよう備えます。今回の講座では、浸水、家具の固定やガラスなどの実験映像を見ながら具体的な対策も教えていただきました。対策のための様々な防災用品が市販されていますが、価格だけで選ばずに命を守るものにはぜひお金をかけましょう。国崎さんのおすすめは、家計の中に「防災費」を設けること。近い将来、大きな地震やさらに巨大化した台風がきて、備えておいて良かったと思う日がくることが予想されます。

 最後に「遠くの親戚より近くの他人です。大きな災害が起きるときは、自分か家族と一緒にいるときとは限りません。日頃から近所の方と関わりを持ち、地域をあげて防災力をつけ、家族を守っていきましょう。」とお話がありました。

 

 講演の後には、数多くの質問にも丁寧に答えてくださり、参加者の今後の備えに対する不安が解消される講座となりました。

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