「日本のいいもの再発見!」を開催
9月22日(金)ぱる★てらすで、国内の隠れた逸品を知る学習会「日本のいいもの再発見!」を行いました。
講師の(有)カワグチ企画(※)の方から、本社のある山梨県の特産品の話から、一般的な綿とオーガニックコットンの違い、棕櫚たわしについて教えていただきました。綿の畑は世界の耕作地のわずか約2.5%でしかないのに、世界の殺虫剤の約16%、農薬全体の約7%が使われているとは驚きでした。そして、いかに大量の薬剤が使われいるかを多くの人が知りません。オーガニックコットンは3年以上それらを使用していない畑で栽培し、第三者機関の認証を受けています。高価なのも納得です。一番の売れ筋商品の棕櫚のたわしの「棕櫚」とは木の名前で、その繊維状の毛のような樹皮から作られています。パームとの違いは、体を洗える程の優しい柔らかさで、手作業で作っているそうです。
お話しをお聞きしてからオーガニックコットンの肌触りや鯖江サングラス、みつろうクリームの香り、入浴液まゆのお風呂等々を実際に試しました。(有)カワグチ企画には、30年程かけて集めた日本全国の伝統商品が4500アイテム程あるとのこと、「日本のいいものを残していきたい!」という熱い想いが伝わってきました
和やかな雰囲気の中、奥深い学習会となりました。山梨からお越しいただきありがとうございました。
※ (有)カワグチ企画 の概要
日本国内で製造された「日本のいいもの」や人や環境に配慮した混ぜ物のないオーガニックコットン製品を企画しています。山梨の印傳、東京下町の醤油注ぎ、長野の国産アロマ、和歌山のたわし、愛媛今治のタオル、福岡の手作り線香花火など。また、産地と産地を結ぶコラボレーションも図っています。