「今年もやります!味噌づくり」を開催

 楽しい食育テーマグループは、2月6日(木)ぱる★てらすで、株式会社ヤマキの担当者を迎え、「今年もやります!味噌づくり」を開催しました。

 ヤマキ醸造グループは、埼玉県北部神川町で醤油などを作り続ける、創業119年の老舗醸造メーカー。パルシステムには『国産有機玄米味噌』、『コア・フード天然醸造しょうゆ』を卸しています。その営業窓口の株式会社ヤマキより販売部の逸見拓哉さん、大矢根瑞希さんを招きました。

 はじめに逸見さんより味噌に関する講習会を行い、余分な添加物を入れず、味噌づくりの老舗として「本物の味噌を届けたい」というヤマキのこだわりが伝えられました。

「酒精(アルコール)」も添加物として入れない徹底ぶり

 

■味噌づくり開始
味噌づくりはいたってシンプルです。
①ビニール袋に白米糀(米こうじ)と食塩を入れ、良く振り混ぜる
②①に大豆の水煮を入れ、10分以上手の平でつぶす
 *大豆のつぶし具合は好みで調節してOK
③つぶしおえたら空気が入らないように輪ゴムで縛る

後は自宅で容器に移し替え、涼しい場所で寝かせるだけです。

また、作りながら上手に作るためのポイントが紹介されました。

 

■容器に移すとき
・ハンバーグをこねるように空気を抜く
・四つ角から入れ、空気が混ざらないように
・ラップは縁に沿って大きく貼る
・天地返しは、5月の中旬~末にかけて1回行う
・初心者は木の樽はおすすめしない

 

 味噌づくりで気をつけないといけないことは、“空気”や“温度”です。「こうじは人と同じで四季を感じます」と逸見さんは話します。
 味噌は仕込み期間など家庭によって味が変わります。半年ほどの仕込みを経てできあがる味噌を参加者たちは心待ちにすることでしょう。

活発な質疑応答

 

最後に、ヤマキ株式会社の味噌を使用したみそ汁を試食し、交流を深め企画は終了しました。

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