「産直たまごの学習会」を開催
2月9日(水)、農業食育委員会は、「産直たまごの学習会」を開催しました。講師に、パルシステム連合会の藤井さんと神奈川中央養鶏の川崎さん、武田さん、辰巳さんを迎え、組合員18人が参加しました。
最初に、とても身近な食材なため「知っているようで知らないたまごの話」を伺いました。パルシステムでは6種類のたまごの取り扱いがあります。鶏の生育環境や餌へこだわり、健康な親鳥を育てることで安全安心なおいしいたまごを生むと考え、産直提携を結んだ18の鶏卵産地からお届けしています。
<産直たまご3つのこだわり>
① 自然の光と風の入る環境で飼育
※一般的には閉鎖的で窓のないウィンドレス鶏舎で点灯時間や空調をコントロール
② 主飼料(トウモロコシ、大豆かす)は非遺伝子組換え、ポストハーベストフリー
③ 飼料自給率を向上させるため、積極的に国産の飼料米や未利用資源(おからや米ぬか等)を活用
次に、川崎さんから1963年創業の神奈川中央養鶏の創業時のお話しを伺い、現在の工場内の動画を見せていただきました。動画には産卵の瞬間も収められており、会場から歓声があがりました。生産から出荷までの大部分は機械化され、鮮度を保つ工夫がされていました。
たまごについて学んだ後はたまごの割り比べです。神奈川中央養鶏から、SSやSという小さいたまご、3Lや二黄身卵(黄身が2つ入っているたまご)をご用意いただき、割ってみました。こういった規格外のたまごは生食としては流通せず、加工品に利用されるそうです。普段見ることの少ない黄身の様子やたまごの大きさをじっくり観察できました。
そして、お待ちかね、生産者でもある辰巳さんの「絶品カルボナーラ」作り。たまごのおいしい食べ方の1つとして、デモンストレーションしてくださいました。おいしいだけでなく、あっという間にできる手軽さもポイント。試食しながらも、「おいしい~♪」の声が止まりませんでした。
最後に、生産者のみなさんともたくさん交流し、活気あふれる交流会となりました。