「世界の難民問題と日本の現状」を開催
6月26日(月)、ぱる★てらすにて「世界の難民問題と日本の現状」と題した講座を開きました。
講師には【認定NPO法人難民支援協会】の新島彩子マネージャーをお招きしました。
難民とは…紛争、人権侵害などひとりひとり異なる背景ですが、国にいては生命が脅かされる恐れがあるという点は同じです。申請から難民認定まで平均3年11ヶ月、その間仕事はしてはいけないのでわずかな公的支援で命をつなぐしかありません。
パルシステムはじめ多くの団体が食料支援もしている中、野菜などの生鮮食品がとてもありがたかったともおっしゃいました。支援の一環として生鮮品が届く仕組みを私たちが考えるようにしないといけないと気づかされました。
ウクライナが侵攻されたことで【難民】という言葉が独り歩きしているようですが、【難民】はウクライナだけじゃないということ。
アンケートでも「外国人を快く受け入れる土壌がないように思う」「(入管法は)難民条約に違反していないのか」「人権は?」など現実を捉え、またどう行動したら良いのかなどのお声を頂きました。
生きるため日本へ逃れてきたすべての人々が日本で平和に暮らせるようお手伝いできることは何か。日本の果たすべき役割は何か、どうあるべきか改めて考えなければならないとも伺いました。
新島さんが最後におっしゃった「考えるだけでなく何かアクションを起こす」という言葉を大事にしてこれからもできることをしていこうと思います。
ご質問もたくさんいただきました。またこのような機会を設けたいと思っております。
参加くださった皆さまありがとうございました。
「フードドライブ」にもご寄付頂きました。末尾になりましたがお礼申し上げます。
ありがとうございました。